十四話 ページ16
「器用に使えるようになったね」
「まあな。なんたって俺だから」
「うっわ、ウザッ。でもAって悠菜のタイプにドハマりだよね」
「へえ〜どんなのがタイプなんだ?」
「んとねー。根拠のある自信家?あと年下?指図する人より合わせてくれる人が好きなんだってー
ほら、Aって悠菜に『だけ』は気を使うじゃん」
だってあの人俺のタイプだもんな
綺麗で知的で冷静で物静かで年上で
「ノロケ野郎まじうぜー」
「心を読むな!」
「読んでますよー」
レルシオの『力』の一つで読心術があるのを忘れてた
「ねえ、ところでさー僕はレオって呼んでよー」
「なんで?」
「だって、僕が住んでたとこだと男につける名前なんだもん」
「レオも十分男の名前だよ」
「レルシオよりは可愛いからいいの!次呼んだら、ミシェラのこと『頭の弱いかけ狂い女』って思ってること言うから!」
「だから心を読むなっつってんだろ!」
レル…レオもレオで頭が悪い癖に強かだよな…
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東雲歌音(プロフ) - くるみさん» ありがとうございます!これからもがんばりますので、応援よろしくお願いします! (2016年9月6日 20時) (レス) id: 132304d9ff (このIDを非表示/違反報告)
くるみ - とっても引き込まれる感じがしてとっても面白いです! (2016年9月5日 21時) (レス) id: 6ca175061e (このIDを非表示/違反報告)
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