ヲタク性格を初対面で晒したら引かれそうなんで暫くは静かな子を演じます【青の時代】 (ページ44)

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最近太宰さんが天使に見える今日この頃(真顔) ページ44

太宰「依頼の件は順調だよ。もうじき片付く。その件で頼みがあるんだけど＿＿＿《羊》の人質、解放して貰えないかな？うん、そう。今すぐ。無傷で。……大丈夫、森さんの教えの実践だよ。……うん、それじゃ。……これで人質は解放された筈だ」

太宰君がそういったが《羊》達は困惑している

白瀬「おいおい、こんなガキに人質解放なんて権限あるのかよ？今の電話、首領を顎で使ってるみたいだったけど――うお――本当だ！全員無事に戻ったって、電子文章が！」

《羊》達は喜んでいるが中也は猜疑の目で私たちを交互に見ている
え～私なんもしてないのに～

中也「手前等……何を企んでる？」

え、原作になるべく沿うように(((

太宰「友情の証さ」

『右に同じく』

これでいいや
下手にいろいろ言ったら怪しまれそうだし

太宰「さ、行こう。仕事を終わらせるんだ」

白瀬「仕事？はは、中也はマフィアの仕事なんかしないよ。人質はもういないんだからな！行こうぜ中也、皆お前を待ってる！」

白瀬君が中也の腕を引くが中也は動かない

ま、太宰君は中也君が「人質居なくなったら協力やめる」なんて行動に出ないと判って人質解放したんだしねぇ

白瀬「……おい？」

中也「悪いが、お前たちだけで行ってくれ」

白瀬「は？……いや、何云ってんだ、お前？」

中也「犯人を捕まえに行く」

白瀬「いや……だから、それはマフィアの脅されてやってたんだろ？」

白瀬君はそう言って張り付けて身を浮かべる
そういやこの子何才だろ？

白瀬「今はもっと大事な仕事があるだろ。報復だよ。晶達を誘拐した連中に、反撃を喰らわせるんだ。誘拐の実行犯はもう判ってる『黒蜥蜴』っていう武闘派組織だ。強敵だけど、お前がいりゃどうってことないさ。ほら来いよ」

白瀬が中也の肩を摑んで引くが中也はぴくりとも動かない

白瀬「おい、中也。いい加減に」

中也「《荒覇吐》が先だ。こいつと、犯人を先に捕まえる賭けをしちまった。負けられねえ」

その瞬間白瀬君の顔つきが険しくなった
あ、ヤバいやつ