チート少女、色々な高校に愛される。

48話 ページ49

入畑｢今日から少しの間、梟谷のお2人が練習に参加したいみたいで、許可した。｣


木兎｢梟谷3年主将！木兎光太郎だ！よろしくな！｣


赤葦｢2年副主将、赤葦京治です。よろしくお願いします。｣


入畑｢それじゃ、練習戻れー｣


──────────


『さっきぶりです。』

木兎｢白鳥沢って聞いたことあると思ったらトップ3がいるとこじゃねぇか！スゲーな！｣


『私がトップ3って訳ではないので特別すごい訳では無いですが……』

赤葦｢練習、するんでしょう。アップしますよ。｣

木兎｢おー！｣



ほんとに子供みたい。


天童｢Aちゃーﾝ！スポドリちょーだい！｣

『え、あ！スイマセン、これどうぞ！』

天童｢ボーっとしてるなんて珍しいネ〜仕事してヨ〜｣

『させていただきますとも！あ、牛島さん、先程突き指してましたよね？』

牛島｢あぁ。｣

『テーピングしますね。』




牛島｢なぁ、A。｣

『はい？』

牛島｢お前は仕事をしていないのか？｣

『してますよ。』

牛島｢では男が好きなのか？｣

『好きではありませんよ。』

牛島｢そうか。む、テーピングありがとう。｣

『いえ、引き続き頑張ってください。』





大平｢若利〜、そんな直球に聞くなよ〜ヒヤヒヤしたぞ……｣

山形｢ホントだよ！ヒヤヒヤしっぱなし……｣

天童｢若利くん気になってたんだネ〜てっきりなんにも言わないから特になにも思ってないのかと思ってたヨ｣

牛島｢気になってはいない。｣

天童｢そー、｣


──────────

ふへえええ終わったああああ



ネットよし、記録よし、鍵よし。

今頃皆ご飯食べてるだろうけど……

お腹すいてないのでゼリーでいいです。




データは監督たちのお部屋において、明日がラストだし、取り敢えずお風呂入って寝よ……


──────────


山形｢オイオイオイ天童〜よく普通に話せるな〜、俺まるっきり信じた訳じゃねぇけど、ちょっといつもよりは話しかけずれぇわ……｣

大平｢俺も……｣

天童｢レオンくんもなんダ〜｣


五色｢………………｣


天童｢ん、若利く〜ん、ちょっとお肉おすそ分けするね〜｣

牛島｢む、天童はもっと食べた方がいいぞ。｣

天童｢ウーン……俺少食だから〜｣

牛島｢……そうなのか。｣

──────────

『ふぅ……』
前回同様、少しのぼせてしまったので、

自販機の横のベンチで休憩中です。


自分の白い髪から滴る水滴が地面に落ちる。


『どうやって誤解を解こうかな〜……』


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