4話 ページ5
-休憩中-
?「あの〜」
と私の後ろから人だかりに声をかける人がいた
?「ちょっと邪魔かな〜」
「え?」
と女子が振り向くと、
「瀬見くん!」
瀬見「ごめんね〜俺らが通れないから、見るんだったら上でお願いするね」
どうやら瀬見さんと言うらしい。
「ご、ごめんなさい…」
女の子たちはどっか行ったけど、私は普通に見ていきたいし、あわよくばマネージャー募集してないか聞きたい。
瀬見「ちょっと君もごめんね〜」
『あ、はい
あの〜…』
瀬見「ん?」
『見学、していってもいいですか?』
瀬見さんは少しキョトンとしてから
瀬見「ここ…男バレ…だけど?」
とちょっと警戒した目で言った。
『あ、すいません、少しでいいので。
あと、男子バレー部ってマネージャー募集、
していませんか?』
瀬見「あぁ〜マネージャー募集の子か〜」
瀬見さんは少しこまった様に笑って
瀬見「ごめん、今は募集してないんだ。」
『そうなんですね〜…
少し、少しで良いので、
見ていっても良いですか?』
瀬見「少しくらいなら。上でお願いね。」
と言ってくれた。
『ありがとうございます。』
━━━━━━━━━━━
-練習試合開始-
2階に行くと、女の子達が静かに見ていた。
静かにするっていうのが理由っぽいなこりゃ。
久しぶりに嗅いだ汗の匂い、
サロンパスのスーッとする匂いと
じんわりと汗が滲んだ選手の練習着と
キュッキュッと音を立てるシューズの音
そして、選手の掛け声と本気の情熱が篭った
蒸し蒸ししてる暑い体育館の中。
久しぶりの雰囲気が
少し、鼻を掠(カス)めた。
あぁ、懐かしい、落ち着く。
そうほっとした時、
バスンッッというスパイクの音と、
ドタンッッという誰かがコケた音。
ハッと下を見ると
スパイクをした牛島さんと、
スパイクの勢いに腕を弾かれて、尻もちを着いた男の人がいた。
?「アチャー…太一ヘーキ?」
尻もちをついている人は太一さんと言うらしい
川西「へーきです。さっすがですね、牛島さん。」
牛島「ちょっとやり過ぎたな。スマン。」
川西「大丈夫ですってw。」
2階も少しザワザワしていた。
私は1人、太一さんの心配をしていた。
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まかろにぱにーに - 何か、ほっこりします(ポワポワ 応援してますッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!! (2020年12月17日 21時) (レス) id: b2ccf5b6d7 (このIDを非表示/違反報告)
改山田.com(プロフ) - iPhoneに変えたらログイン出来なくなった山田でぃぁす!!今後このアカウントで投稿はないので「改」の方で投稿いたします~よろしくです~ (2020年9月1日 23時) (レス) id: 9d3e797127 (このIDを非表示/違反報告)
やまだ.com(プロフ) - すいかさん» ご指摘ありがとうございます!修正、説明させて頂きたいのですが、どの辺でしょうか……(申し訳ございません) (2020年5月22日 17時) (レス) id: 0862d9c441 (このIDを非表示/違反報告)
すいか - 女子なんてまずいないし、と言ってる割に声援があるの矛盾してませんか? (2020年5月21日 15時) (レス) id: c4eb57a74a (このIDを非表示/違反報告)
なの___@(プロフ) - なのさん» ご指摘ありがとうございます!直させて頂きます! (2019年10月28日 23時) (レス) id: 0862d9c441 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:やまだ.com | 作成日時:2019年8月9日 23時