チート少女、色々な高校に愛される。

1話 ページ2

『腰痛い〜〜』
リビングで寝ていたら腰を痛めた。


朝5時。起床。
今日は入学式だ。私が入るのは

白鳥沢高校だ。

入試は受けてないけど…(推薦だったし。)

とりあえず広くて、寮制度があると聞いた時
飛びついた。

だって…

寮ってそこにシビれる憧れるうって感じで…

明日からは特別に寮で暮らせることになった為、
5時に起きる必要性はない！

だいぶ楽だな〜

去年からず〜っと5時起きだったし
キツかったんだわな〜

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電車に乗るとすんばらしく混んでいて、
｢こ、これが通勤ラッシュかｯｯ｣ってなった。


あと3駅になった時、おしりの当たりに
ゴツゴツしたおててが。

初痴漢だ。こんなことするクズいるんだ〜
と、感心しながら(？)スマホで

《知り合いの警察にLIMEしておきました。まだ続けm》

と打っているところで、スカートの下に手が入ってきた。

いっそげ〜☆と思いながら打っていると、


｢おい、何をしている｣


とドスの効いた声が。

私のスカートの中で蠢(ｳｺﾞﾒ)いていた手は
ﾋﾞｸｯとなって、すすすっと引いていった。


駅に着いて、男の人を追いかけて行き、


『さっきはありがとうございます。』
と声をかけると、

『あ』

？｢？｣

『同じ高校なんですね。』


制服が一緒の背の高い男の人が立っていた。

？｢そのようだな。お前は誰だ。｣

『柳瀬Aです。今日から白鳥沢高校に入学する1年です。』

牛島｢俺は牛島若利、3年だ。お礼は平気だ。やるべき事をやっただけだ。困っていたようだったしな。俺は人を待たせているので先に失礼する。｣

『あ、はい。』



不思議な人だったなぁ…

私は牛島先輩が行ったあと、
自動販売機で麦茶を買ってから高校に向かっていた。


寮に必要な物は既に届いているそうだから
持っている物は少ないものの、
教科書などを貰うために
どデカいトートバッグを持ってきたから
麦茶がちっちゃく見える。


麦茶以外飲めない、飲めるけど苦手。

緑茶美味しいっていうけど
にがすぎて死ぬ、死んだわ。


とか考えてたら着いた。
駅から近いな。

ちっか。いやちっか。
ビビるやん。


友達出来るといいなぁ…



＿＿＿＿あんま居ても変わんないだろうけど。

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