孤独から救ってくれた 【川村壱馬】

2話 ページ3

貴方side



A )早く帰らないと…



バイトで稼いだ少しのお金でコンビニで買い物をしてから
レジを通し 、外に出てみると物凄い音と共に降る雨 。


天気予報では一日快晴だったのに最悪だと思いながら
念の為と毎日持ってる折りたたみ傘を取り出し急いで帰る




A )うー…寒っ… 、。 ……えっ 。



コンビニの帰り 、家がもうすぐそこにあるという所で
ずぶ濡れで男の人が座り込んでるのが見えた 。
いざこういう場面になると 、自分はどうしたらいいのかと分からなくなる 。


A ) え 、、え 、?

全然動かないし 、この人は生きているのかと少々不安になる


本当はこういう場合 、むやみに声を掛けちゃ行けないのかもしれない 、でも 、このままだと
この人が危ない気がする 、。そう思い私は無意識に傘を相手に傾けこう言っていた


A )…そんな所に座り込んで 、寒いですよ ?

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