罪には罰を。 II

3話 ページ5

玄樹「それにしても…Aをいじめてたやつ、お姉ちゃん居るの⁉」

A「ええ。お姉さんの方は凄く優しかったわ」

大吾「でも今は、妹以上にいじめてる…」

真鳥「同学年に対しても、後輩に対しても容赦ないで」

A「琴音さん…何かあったのかしら(泣)」

紫耀「A、何かあったん？」コソッ

大吾「ん？ああ…A、琴音さんとは仲良かってん。
俺らにも優しくしてくれてて。
Aがいじめられてる時も、琴音さんはずっと一緒に居ってくれてん。
もしかしたら、Aがいじめられてるのを
知らんかった可能性もあるねんけど…」コソッ

紫耀「そっか…。」

廉「でもさ〜、俺ら居らんでもええんちゃうん？」

A「？」

海人「だって、大吾くん達も財閥の息子でしょ？
森村財閥なんて足下にも及ばないから、
潰そうと思えば出来るんじゃない？」

優太「確かに！」

流星「あ〜、それは…ね？」

康二「あの姉妹、結構ズル賢いねん。自分は黒幕に回って、
誰かに指示出してるから…」

丈一郎「中々証拠を掴めんくて皆を呼んだって訳や！」

A「それはそれで結構楽しめそうやん！」

玄樹「A…関西弁！」

A「ああ、昔関西に住んでたから。ずっと聞いてると
関西弁が出ちゃうのよ(笑)」

勇太「…関西弁のAもイイかも。」

A「なにそれ(笑)」

流星「そう言えばさ、そろそろ居るんちゃう？森村佳音。」

廉「何言ってんの？もう9:00やで？全員揃ってるのが普通やろ！」

流星「ちゃうねん。森村佳音は遅刻魔やねん！」

誠也「毎日のように遅刻してる。」

真鳥「姉の森村琴音は真面目にやってんねんけど…」

海人「…とか言ってる俺らも遅刻みたいなもんだけどね(苦笑)」

大吾「まあ、何とかなるわ！」

和也「じゃあそろそろ行こっか〜！」

丈一郎「せやな、行こ行こ！」



遂にご対面ね、森村佳音さん
貴方はどんなgameを見せてくれるのかしら
さあ、大いに狂ってチョウダイ♡

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