2話 おやすみの前に ページ3
ゆとりside
無「･･･っはぁ〜〜疲れた〜〜･･････」
緑の瞳の青年はくたーっと2人がけソファーに深く座り込む。
ここは俺、ゆとりの部屋。
いつも”子羊”ちゃんの相談が終わると、ここで寝る前に3人で話す、唯一の時間だ。
も「毎晩のことなんだから慣れろって･･･
つーか無音、お前相談受けてる時別んこと考えてたろ？」
赤い瞳の青年が緑の瞳の青年に言う。
緑の瞳の青年は僕達を一瞥すると顔を下に向けて照れながら言った。
無「う、うん･･･2人ともちゃんとカッコイイなーって･･･
やっぱり経験の差なのかな･･･」
へへへ･･･とへにゃっとしたゆるい笑みを浮かべながら僕達の方を向く。
･･･その笑み浮かべられたらこっちも照れるじゃんかよ･･･
あっ、そういう意味じゃなくてだけれど。
ちなみにだが、無音ともるでおには恋愛経験有と嘘をついてる。
だって、僕だけ恋愛経験無しとか絶対からかわれそうだし。特にもるでおからは。ここ重要だから2回言うけど、もるでおからは。
「そうかな？俺は思ったことを言っただけだよ？」
実はこれも嘘だ。最近巷で話題の恋愛小説のセリフを言っただけだ。
バレたら絶対２人にいじられそうだけど。
も「ウッソだろお前･･･ただのナルシストじゃんかよ･･･」
「いや何でそうなるのさ？！」
も「いやなんか青春みてーなこと言ってんなーってさっきまで笑いこらえてた」
うっ･･･もるでお気づいたのかな･･･流石勘が鋭い･･･
無「もう、もるくんそんな事言わないの！ゆとりんもゆとりん並に頑張ってるんだから！多分！」
･･･褒められてるのか貶されてるのか分からない･･･
いや絶対青春だろ･･･と、赤い瞳の青年が少し愚痴をこぼしているのが聞こえたが、スルーしよう。
「ははは･･･
･･･って、そろそろ寝ないといけないんじゃない？無音君、明日早いんじゃなかった？」
少し雑な話の逸らし方だったんだけれど･･･大丈夫かな･･･？
無「あっ、そうだ･･･
明日早めにお手伝い行かないとだった･･･
ありがとうゆとりん！
2人とも少し早いけれど僕寝るね！」
あっ、全然大丈夫だったみたい。
も「おう、おやすみ〜」
「おやすみ〜、明日頑張ってね」
無「うん！ありがと！おやすみ〜！」
「さてと･･･無音君も寝るみたいだし僕達も寝る？」
も「ん、そうだな･･･とりあえず部屋行くわ。
おやすみ、ゆとり」
「は〜い、おやすみー」
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詩音(プロフ) - マヤさん» マヤさん最後まで作品を閲覧していただきありがとうございます。イマジネーションネーションは個人的にとても大好きな世界観なので機会があればまた書かせていただきたいなとも思っております。今後とも何卒宜しくお願い致します。 (2019年11月29日 12時) (
レス) id: 20528b2217 (このIDを非表示/違反報告)
マヤ(プロフ) - 完結お疲れ様です！詩音さんの中にあるImagination Nationの世界がとても好きで読ませていただいてました！素晴らしい作品をありがとうございました！ (2019年11月26日 23時) (レス) id: e63cba3785 (このIDを非表示/違反報告)
詩音(プロフ) - ツナ猫さん» ツナ猫さん返信が遅くなってしまってすみません、ありがとうございます。CDの中の話とはまた違った展開として楽しんでもらえてるようで何よりです。これからもどうぞよろしくお願いします。 (2019年8月4日 10時) (レス) id: 20528b2217 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ猫(プロフ) - この曲大好きなのでとても嬉しいです！CDを流しながら見るとより楽しいです(*^^*) (2019年4月22日 0時) (レス) id: 30cd74afcb (このIDを非表示/違反報告)
詩音(プロフ) - さきちんさん» さきちんさんありがとうございます。少しずつではありますがどうぞよろしくお願いします。 (2019年3月27日 19時) (レス) id: 20528b2217 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩音 | 作成日時：2018年2月12日 8時
