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17話 電話 ページ19

ゆとりside

??「ただいま〜」

はっとなって窓の外を見る。気がつくと夕方になっていた。どうやら作業中にふて寝していたようだ。
2人・・・帰ってきたのかな・・・?

ゆと「おかえり〜
・・・無音君か。どこ行ってたの?」

無音「俺かってどういうこと・・・?
うん、友達の所に」

しまった。
無意識のうちに本音が出ていたようだ。
完全にもるでお待ちだと察されたら無音君にいじられる・・・

無音「まあいっか。俺着替えてくるね」

ゆと「おっけー、行ってらっしゃい〜」

あれ・・・?
普段なら普通にいじってくるのに。
「もしかして・・・もる君待ち?」とか言われるかなぁって。
まぁいいか。そういう気分になる時もあるし。
彼は国務室を出て衣装部屋に向かった。

ちゃげ「おーい、ゆとりーん」

ふと顔を上げるとちゃげ君が目の前にいた。

ゆと「あぁ、ごめん。どうしたの?」

ちゃげ「なんかな、もるでおが電話早急に代われってさ。」

ゆと「もるでおから? とりあえず代わるから持ってきてもらえる?」

ほい、と受話器を軽くパスされ受話器(魔術道具)を受け取る。

ゆと「ほいほい〜どうしたのさ、もるでお
そんなに早急?」

もる「ゆとり、簡潔に言うぞ。
この間お前を昏睡状態にした犯人指名手配のやつだった。

俺の住んでる魔界の。魔術式がそいつと一緒だ。」

聞こうと思っていたことを全部言われてしまい犯人が分かったことは良かったのだが・・・まあいい。今はそいつについて探ることが大切だ。

ゆと「やっぱりかぁ・・・
んで?要件はそれだけ?」

俺はもるでおの次の一言で耳を疑った。

もる「そいつの特殊能力は相手の身体に乗り移ること。

それでなゆとり。

もしかしたら国内の誰かに乗り移ってるかもしれねぇって話。」

俺達の国に潜入している。
それを考えるだけで身震いがした。

18話 結果→←16話 それって本当に



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詩音(プロフ) - マヤさん» マヤさん最後まで作品を閲覧していただきありがとうございます。イマジネーションネーションは個人的にとても大好きな世界観なので機会があればまた書かせていただきたいなとも思っております。今後とも何卒宜しくお願い致します。 (2019年11月29日 12時) (レス) id: 20528b2217 (このIDを非表示/違反報告)
マヤ(プロフ) - 完結お疲れ様です!詩音さんの中にあるImagination Nationの世界がとても好きで読ませていただいてました!素晴らしい作品をありがとうございました! (2019年11月26日 23時) (レス) id: e63cba3785 (このIDを非表示/違反報告)
詩音(プロフ) - ツナ猫さん» ツナ猫さん返信が遅くなってしまってすみません、ありがとうございます。CDの中の話とはまた違った展開として楽しんでもらえてるようで何よりです。これからもどうぞよろしくお願いします。 (2019年8月4日 10時) (レス) id: 20528b2217 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ猫(プロフ) - この曲大好きなのでとても嬉しいです!CDを流しながら見るとより楽しいです(*^^*) (2019年4月22日 0時) (レス) id: 30cd74afcb (このIDを非表示/違反報告)
詩音(プロフ) - さきちんさん» さきちんさんありがとうございます。少しずつではありますがどうぞよろしくお願いします。 (2019年3月27日 19時) (レス) id: 20528b2217 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:詩音 | 作成日時:2018年2月12日 8時

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