13話 2人は？ ページ15
無音side
気がつくと朝になっていた。
背筋を伸ばすと後ろでぱさり、と後ろになにか落ちる音がした。
どうやらもるくんが毛布を掛けてくれたみたいだ。
目の前を見ると2人ともベットから居なくなっていた。
机には「少し出掛けてくる」ともるくんの置き手紙。
その紙の上には「国務まだ残ってるからまた作業室籠るね。心配させちゃってごめんね。」とゆとりんの置き手紙があった。
･･･また僕だけ置き去りにするの･･･？
はぁ、とため息をついてベットに伏せた。
いつもそうだった。
2人は国の事になると僕を除いて話している。難しい話が全然分からないのは僕のせいだけど。
けれどいつも二人の判断は正しいんだ。
僕1人だと本当に頼りないから。
いつも頼ってばっかりだなぁ･･･
ん？そういえば今何時･･･
･･･って！もう昼？！そんなに寝てたんだ僕。
飛び起きて着替えを済ませ昼食を終え、
仲のいい友人のところへ遊びに行くことにした。
折角の休暇だ。なんなら友情を深めてもいいかもしれない。
そう思い立って下町に降り、とある民家の戸を叩く。
「はーい」と民家の中から青年の声がする。
？「どちらさま･･･
･･･って無音先生？！
･･･じゃなかった･･･国王･･･？
んー･･･どっちだ･･･？」
無「先生でも国王でもあるけれど･･･
今は2人だから。
無音、でしょ？じゃむ君。」
じゃ「あぁそうだ･･･どうしたの？急に。
･･･まあここで話すと目立つから･･･
まあ入って。無音さん。」
僕は中に入るとじゃむくんは戸を閉めた。
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詩音(プロフ) - マヤさん» マヤさん最後まで作品を閲覧していただきありがとうございます。イマジネーションネーションは個人的にとても大好きな世界観なので機会があればまた書かせていただきたいなとも思っております。今後とも何卒宜しくお願い致します。 (2019年11月29日 12時) (
レス) id: 20528b2217 (このIDを非表示/違反報告)
マヤ(プロフ) - 完結お疲れ様です！詩音さんの中にあるImagination Nationの世界がとても好きで読ませていただいてました！素晴らしい作品をありがとうございました！ (2019年11月26日 23時) (レス) id: e63cba3785 (このIDを非表示/違反報告)
詩音(プロフ) - ツナ猫さん» ツナ猫さん返信が遅くなってしまってすみません、ありがとうございます。CDの中の話とはまた違った展開として楽しんでもらえてるようで何よりです。これからもどうぞよろしくお願いします。 (2019年8月4日 10時) (レス) id: 20528b2217 (このIDを非表示/違反報告)
ツナ猫(プロフ) - この曲大好きなのでとても嬉しいです！CDを流しながら見るとより楽しいです(*^^*) (2019年4月22日 0時) (レス) id: 30cd74afcb (このIDを非表示/違反報告)
詩音(プロフ) - さきちんさん» さきちんさんありがとうございます。少しずつではありますがどうぞよろしくお願いします。 (2019年3月27日 19時) (レス) id: 20528b2217 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：詩音 | 作成日時：2018年2月12日 8時
