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tn「総統が決定しなかったら切ってたんやからな」


さっきはトントンも大笑いしてたくせによく言えるな

ツンデレで言うところの「アイツに言われて、仕方なくよくしてあげてるんだからね!私は別に好きでもなんでもないんだから!」である




『感謝してるよ、ご苦労様です』
tn「それ目下に使う敬語やで」

『わざと言葉選んでんだよバーカ』


馬鹿と罵られて赤面するコイツは変態か?
いや私が可愛すぎるから仕方ないな

いつものごとく偉い人に気に入られたので、いつものごとく綺麗な部屋が用意された
家具も一流の物ばかり


『(すげぇ!え、まじ?)』

天界では神と同室だったので自室を持つのは初めてだ
興奮のあまり可愛くない口調を脳内で流してしまった





tn「クローゼットとかに服入ってるから確認しいや。支度できたら下の食堂。何時に来るか考えろほんまに…」



トントンがさっさと出て行こうとしたので取っ捕まえる

手を掴んで口元に寄せ、小指にちゅっとリップ音を鳴らしたキスをすると、トントンの顔がみるみる耳まで真っ赤になる



『可愛いとこあるじゃんねぇ。んふ、かわい』


「な、な、なっ、なにすんね、」

『しぃー…すぐ行くから待ってて』



出て行ったのを確認して、私も支度を始めた

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作者名:チェシー | 作成日時:2023年8月19日 1時

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