超高校級のファッションデザイナーのコロシアイ学園生活

30　セレス様に紅茶とお菓子を献上する(前編) ページ32

あの舞園さんの一件があってから、みんなの私に対する信頼度のようなものが変わった気がする。
特に腐川さんとか！最近は挨拶(だけ)を交わせるような仲になったんだよ。

今日もモノモノマシーンを回す。

【ローズヒップティー】

A「紅茶だ！後で食堂で飲もうかな」

もう一度回すと・・・

【塩】

また出たんだけど！？私って塩に好かれる体質なのか・・・？
でも美味しそうな紅茶は出た。食堂に戻ろうっと！





〜食堂〜
みんなはそれぞれ別行動をしており、残っているのはセレスさんと山田さんだけだった。
セレスさんは優雅に椅子に腰かけているのに比べて、山田さんは動き回っている。

A「こんにちは」

セレス「Aさん、ごきげんよう。今、山田君にロイヤルミルクティーを作れと命令した所ですわ」

「頼んだ」でも「お願いした」でもなく、「命令」・・・。

山田「えっと茶葉は・・・」

セレス「とっとと作れや豚ァッ！」

待ってセレスさん今すごいキャラ崩壊したよ？

A「これモノモノマシーンで当てたの。良かったら使いなよ」

セレス「あら、ローズヒップティーですわね。豚、これを使いなさい」

セレスさん最早完全に「豚」呼びしてるんだけど。しかもなんで山田さんはまんざらでもない顔してるの。

A「手伝うよ、山田さん」

山田「AA殿・・・」

山田さんがあまりにも可哀想なので手伝うことにした。

セレス「後は・・・紅茶に合うお菓子が欲しいですわ」

A・山田「お菓子ぃ！？」

果たして私と山田さんはセレスさんを満足させることはできるのか！？

31　セレス様に紅茶とお菓子を献上する(中編)→←29　本編で例えると第一章終了

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