超高校級のファッションデザイナーのコロシアイ学園生活

21　みんなにプレゼントを渡してみた(後編) ページ22

今度は不二咲さんを見つけた。

A「こんにちは不二咲さん、突然だけどプレゼントがあるよ」

不二咲「嬉しいなぁ！何をプレゼントしてくれるの？」

私は自分の持ち物を確認して真っ青になった。もう残っているのが【はっぱふんどし】と【無言電話】と【塩】しかない！

不二咲さんに無言電話とか塩あげたら確実にドン引きされるよね！？

かと言って男性が使うであろうふんどしを女性の不二咲さんにプレゼントするのも気がひける。

ええい、こうなりゃヤケだ！

A「はいっ！【はっぱふんどし】！」

不二咲「・・・・・」

不二咲さんは黙った。まずい、嫌われたかも。





不二咲「わあ、これ欲しかったんだ！どうもありがとうAさん♪」

A「えっ」

不二咲さんは笑顔になった。ふんどしが好きな女子っている？不二咲さんのセンスが独特。嫌われずに済んだけど。


葉隠「Aっちー！」

葉隠さんが走ってこっちに来た。

葉隠「俺にもプレゼントくれ！」

A「は？」

葉隠「桑田っちから聞いたべ！『Aちゃんから香水貰ったんだぜ。うらやましいだろ？』って」

葉隠「だから俺も欲しいべ！」

なんという図々しさ・・・

A「じゃあこれどうぞ。はい塩。」

葉隠「なんで俺は塩！？ひどいべAっちー！」

ギャーギャー騒ぐ葉隠さんを無視して歩いた。


A「モノクマさーん。いるー？いるなら出てきてー」

モノクマ「はーい！どうしたのかなAさん？」

A「いつも頑張っているモノクマさんに感謝のプレゼントだよ」

モノクマ「なんていい子なんだ・・・モノクマ先生は感激です・・・」

A「はいどうぞ！【無言電話】！」

モノクマ「えっ」

A「正直邪魔だったんだよねその電話。学園長なら貰ってくれるでしょう？」

モノクマ「はぁ・・・・」

モノクマは「絶望的・・・」とつぶやきながら消えてしまった。よし、これから要らないものはモノクマに押し付けよう！

※ネタバレ注意！今後の話の展開→←20　みんなにプレゼントを渡してみた(前編)

ラッキー食べ物

私達の優勝だたけのこの里

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す