La dolce vita 3

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照れる私を見て

んふふー、ってニヤニヤするみっくん



知らなかった、

寝てる間にそんな事してるなんて……//////

しかも、見られてるなんて……//////




「寂しいなら寂しい、
辛いなら辛い、って
言ってもらえれば、
俺も何かできるかもしれないでしょ？

これからはちゃんと、2人で考えよう？」




あ、

タオルケットは使って貰って構わないから。




って、いつまでもニヤニヤしながら

私から離れて洗面所へ向かって行った





私も急いで準備をしていると

すぐに出る時間になった




玄関まで来てくれるみっくんに

靴を履きながら幸せを感じていた





『…じゃ、行ってくるね。
みっくんも、頑張ってね』





「ん。ちょっとだけ」




腕を広げるみっくんの胸に

ポスン、と引き寄せられるようにくっつくと

ぎゅっと抱きしめられた




「…連絡するから。
Aも寂しくなったらいつでも連絡して？
すぐには連絡出来ないかもしれないけど、
時間見つけるから。

俺の匂いで落ち着けるなら、
何でも使っていいから。」



んふふ、って最後笑うから

つられて私もふふふ、と笑う



「やっと笑った…
俺が頑張れるのは、Aの笑顔があるから。
Aの笑顔を見たいから。
ね？俺にも笑って見送らせてよ」




思わず泣きそうになったけど

ニコッと笑いあって



『じゃ、行ってきます』


「行ってらっしゃい」



朝から幸せにしてもらって

これからの時間に少しだけ

充電出来たような気がした




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