La dolce vita 3

99《回想5》 ページ2

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相変わらず直人はアパートに入り浸り

私はもう解放されたかった



渚もそんな奴やめなよ、

ヒモみたい、なんて。




疲れていても私に休みはなかった

当たり前に思われてる今、

身体を合わせるのも

不快に思い始めてた

気持ちはもう、直人に無かった








直人に別れを告げると

狂ったように暴れ出した






お前は俺だけ見てればいい、

俺がいつも一緒に居てやってるんだ、

別れるなんて許さない、





そんな感じの事を叫んでた



その時私は意外に冷静で

あぁ、この人実は束縛酷い人なのかな

ストーカー気質の人だな、

って、叫ぶ直人を見ていた





とりあえず出てって欲しい

と伝えると突然殴られた

意味がわからず ？？ な私





他に男が出来たのか、

俺はお前だけだ、

とかなんとか。




何を言っても伝わらない感じで、

どうにもできなかったから

とりあえずその日は諦めた







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