検索窓
今日:2 hit、昨日:8 hit、合計:350,558 hit

ページ30

「分かりました」

ふざけて言うてるから。


「全然、分かってへんやん。
なあ、ほんまに俺と付き合うて?」


「ちゃんと洋服着てる時に言ってください」


軽くかわされてもうた。


「じゃあ、今度俺とデートして。
Aが行きたいとこどこでも連れてく」


返事ないから。


素肌にもう一度、口付ける。


Aが甘い声あげて、よがった。


「ええやんな?」


もっかい確かめたら。


潤んだ目でうなづいた。


「決まりな?
次の休みに」


Aはいつでも日曜やねん。


俺の都合に合わせてくれるて。


今度こそ、めっちゃ大事にするから・・・









何したら喜んでくれるかな。

どこ行こう。


ずっとそんなこと考えて、
日々が過ぎてく。


毎日、仕事終わりにちょこっとだけでも、
Aの部屋に寄ってる。


5分でええねん。

その日あったこと話して、
キスだけでもええから。

会いたくて。


Aの好きなフルーツやスイーツ持って。


「亮ちゃん、また来たの?」

Aに迷惑そうな顔されても。


「また遊び相手になるつもりやったん?
本気やと困るん?」


聞いたら、複雑な顔した。


俺が遊ばれてんのかな。


不安になるけど。

今はもう突っ走る気持ちを止められそうにないねん。


「一回きりのつもりだったのに・・・」

10→←8



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (259 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
483人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

亜季(プロフ) - すれ違いが切なすぎます。自分の気持ちを伝えなかった主人公ちゃん弱虫ー(泣) (2017年10月23日 22時) (レス) id: 327514e65b (このIDを非表示/違反報告)
ひみさ(プロフ) - 書き足されたモノ、読ませて頂きました(^^) とっても刺激的で、ドキドキしました(*^^*) (2017年10月23日 0時) (レス) id: 2e580a9b8d (このIDを非表示/違反報告)
くり(プロフ) - 亮ちゃんはちょっと自業自得やけど…(笑)、しげは不憫…そして照史くんも…。それにしても女はこわいなぁ(>_<) (2017年10月3日 18時) (レス) id: 23a9b7a6e0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:fool x他1人 | 作成日時:2017年9月29日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。