2人の間にある大きな壁 (ページ4)

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4 :GD side ページ4

撮影をする為
マネと日本来て

一通り仕事を終えた時は夜の11時過ぎで
マネヒョンに自由行動していいと許可をもらって

行ったことのないクラブに行ってみようかなって

フラッと立ち寄ったクラブで
酒を飲んでて良い感じに酔ってきてたんだけど

尻のポッケから何かを抜かれるような感覚がして確認すれば

財布を取られた。

一気に酔いが覚めて
追いかけたけど遅すぎて

気づいたら迷子…

何人かに道を聞こうとして話しかけるんだけど

やっぱり、有名になると名が広まってるわけで
キャーキャーとうるさくして
周りが俺に気づきはじめて女が群がってくるわけ

そこから必死に逃げて

深夜1時

俺を知らなさそうな男に話しかけるけど
あんまり日本語が上手くない俺は

は？って顔をされて

どこかに行ってしまった

GD『あー、まじでどうしよう』

一応、マネヒョンにはお金スられた事をメールで知らせた

多分、寝てるから
明日になれば連絡くるだろう

んで、公園の周りをウロウロしてるのが疲れて
ベンチに座ってたら

女の人が歩いて来て

GD『よし、今度こそ』

次は騒がれないように
帽子を深く被ってサングラスもして

GD「あの、すみません」

肩をつつけば

「ひっ！」

びっくりしたのか地面にヘタった

やべ！

GD「ご、ゴメンナサイ」

慌てて謝ると
女はこっちを見て
何かを確認して

立ち上がって

「どうしました？」

お、対応が変わった

GD「えっと…」

日本語でなんて言うか忘れてしまって
携帯を急いで取り出し
Webで日本語翻訳を開いて文字を打って

女に見せる

その時、タイミング悪く充電切れ…

まじで俺詰んだ。。

すると

『韓国語喋れるんで韓国語でも大丈夫ですよ』

GD『良かった、韓国語分かる人あんまり居なくて困ってたんだ』

まじで助かった…

『そうなんですか、そこの公園で話しますか？』

GD『あ、はい』

俺の服装で人に見つかりたくない事が分かったのか
公園のベンチに移動した

『ちょっと待っててくださいね』

そう言って女は
公園の入り口にある自販機に行ってお茶を2本買ってきて

喉、乾いてるでしょ、っと渡してきて

『じゃあ、話してもらえますか？』

そして、俺はクラブであったことを女に話した。