2人の間にある大きな壁 (ページ3)

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3 :You side ページ3

「…」

GD『…』

招き入れたはいいものの
どうしたらいいか自分でも分かんない！

しかも、ジヨンって帽子のサングラス取ったら
綺麗な顔立ちしてるよねぇ…

身体も男の人なのにモデルみたいにスラッとしてるけど筋肉はちゃんとガッチリしてる

これなら…

GD『なぁ』

『は、はい！？』

考え事してたら
また、声裏返ったぁぁあ

GD『これAが作ってんの？』

ジヨンがそう聞くのは
リビングの隅に途中まで仕上げてる服を着せたマネキンが３体並んでる

『あぁ、私、【Flowers and butterflies】っていう店の社長やってるんだ』

GD『え！』

『ん？？？』

GD『俺、その店の大ファンなんだよ！まさか目の前にその社長が居るとか！』

そして、うちが出してる香水だのネックレス
色々、褒められるけど
直接こんなに褒められた事ないから恥ずかしすぎる…笑

『そんなに嬉しい？あ、なら』

待ってて、と言って立ち上がって奥の部屋に行き
今度の新作の服を2着
持ってジヨンが居る所まで持って行き

『これ良かったらあげる』

GD『嘘、いいの？』

『そんなに褒めてくれるの嬉しかったから気に入ればだけど受け取ってほしい////』

GD『っ…やべ、ちょー嬉しい』

嬉しそうに服を眺めてるジヨンを見てるとまるで犬みたいで…

あ…

私は、机にある用紙と鉛筆を持って
頭に浮かんだ衣装を描く

GD『？何してんの？』

『ちょっと、じっとしてて』

今度こそ良いのが描けそう！