◇8cm ページ8
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「えっと、篠宮ちゃんの説明やと。祐希と後二人がアイスを食べたと。祐希、ほんまなんか？」
「……まあ、食ったっす。けど、冷凍庫に入ってたから食べても良いやつだと思いません？！普通に！だから、俺と健太郎さんと、山内さんで」
「山内も！？」
「……成りゆきで？」
「はぁ…。ほんっとお前らは」
ゴリさんはため息をつく。
「篠宮ちゃん。ほんまうちのが悪いことしたなあ。後でお金あげるから、それで皆とアイス買ってきぃ」
「あ、いえ、そんな。自腹でだいじょぶっす」
「でも…」
いくらなんでも、キャプテンさんに払わせる訳にはいかない。私そこまでの強い心臓モッテナイ。
「あのー、清水さん。そのお金。俺が払いますよ」
「へ？」
第三者の声がした。廊下の奥から、一人の人がやってくる。
「NEXT4の最年長として、俺の責任です。俺が払います」
「マサ！でも、お前食ってないんやろ？」
「まあ、はい。でも俺がちゃんとこいつらの面倒見きれてなかったのが悪いですし」
「ま、マサさんに払わせるぐらいなら俺らがちゃんと払うよ！！」
マサさん、そう呼ばれる人物がこちらを向く。
嘘。嘘
ウソ
うそ……
「えと、さっき。廊下でぶつかったの覚えてる？俺、柳田将洋。祐希達がゴメンな」
え、ちょっと。無理。
無理無理無理。
カアァ、と顔に熱が集まるのが分かった。
どうしよ。私、顔真っ赤。
でも、だって。目の前に。
「あ、ちょっとA？！」
「…行っちゃった」
私は、気がついたら走り出してた。
無我夢中で。
無理。目の前にあの人が。
こんなに近くで、見られるなんて。
「うううぅぅ……！！」
篠宮A、只今キャパオーバーです。
◌ ｡˚✩その頃
「俺、なんかヤバイ事言った？」
「マサさんから逃げるなんてほんと失礼な女だな！！」
「ゆーき、お前は少し静かにしような。んでもって反省しろ」
「あーい…」
話しかけた瞬間、走って逃げられてしまった。
なんか、俺が悪いことした気分。
「あの……柳田くん」
「木村さん」
木村さんが、申し訳なさそうに話しかけてくる。
「Aがゴメンね」
「あ、いえ気にしてないです」
「えと、そうじゃなくて。Aね、君の大ファンなんだ。だからさ、緊張したんだと思う」
「……！」
「柳田くん、Aのこと。追いかけてくれないかな？」
「…分かりました」
俺は、あの子の後を追った。
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夏(プロフ) - 高橋優さん» ありがとうございます！最近は更新が停滞してしまって……＞＜ (2017年1月29日 16時) (
レス) id: 158d7772d4 (このIDを非表示/違反報告)
高橋優(プロフ) - 楽しみにしてます！頑張ってください！！ (2017年1月13日 22時) (レス) id: b132b1eb85 (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - CMYさん» ほんとにほんとに更新出来てなくてすみません！！！！！！受験勉強で時間取れなくて………。ほんっとうに申し訳ないです！応援いつもありがとうございます！！すごく有りがたいです。期待に添えずほんとうに申し訳ないです。なんとか頑張っていきます！！ (2017年1月10日 22時) (レス) id: 158d7772d4 (このIDを非表示/違反報告)
CMY - 復活されてこちらもとっても嬉しい限りです！夏さんのペースで構わないので、これからも更新待ってます！頑張って下さいね！応援しています！！！ (2016年8月24日 12時) (レス) id: 12f3ffde3b (このIDを非表示/違反報告)
夏(プロフ) - CMYさん» 返信遅くてすみませーーんん！！！（泣）実は、テストの点があまり良くなくて、携帯使えなかったんです………。更新また再開していくのでよろしくお願いしますね！！ずっと待っててくださってありがとうございました！！！（泣） (2016年8月23日 16時) (レス) id: 158d7772d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：夏
作成日時：2016年7月1日 21時
