keep hope alive ４ - 3JSB -

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、



E「臣さん…、御愁傷様…」


A「なんで？！」


E「んーん。これは男の問題」


A「男の…、問題…？」






翌日、ハワイ観光ということで、

昨日のお酒のせいかのんびりな三人を放って、

ホテル内の散策へと駆り出した。



隣の部屋の前を通った時、

ちょうど出てきたELLYさんがお供してくれている。



向こうの部屋の残り三人も

まだ用意できていないらしい。






E「まぁキスされなくてよかったじゃんね」


A「そう…、ですよね」


E「ははっ。笑」






歯切れの悪い返事にELLYさんはニィっと笑って、

オーシャンビューの大きなプールのある庭に出ていく。






E「あの人も必死だなぁ。笑」


A「余裕にしか見えないですよ？」


E「そう見えるうちは楽しくないかもねぇ」


A「どういう…、」


E「意味かは自分で発見しなさい！」






ちょっとだけー！と、はしゃぎながら、

ELLYさんはサンダルを脱ぎ散らして

プールに足を突っ込んだ。



そのあとに続く。






E「あの六人まだ〜？」


A「連絡も入ってないですね」


E「ありえないよね！！隆二さん起きたの俺が出てくるちょっと前だし。笑」


A「直人さんも直己さんもよく呑んでました」


E「女のAより遅いってなかなかだよね」






他愛ない話は熱い討論となり、

二人してグループについて話し合っていると

後ろからシャッター音と明るい声。






人「探したぞ！」


己「二人とも連絡つかないし」


A「わ、着信すご」


E「熱くなりすぎて気づかなかった。笑」


剛「駆け落ちでもしたのかと思いましたよねぇ、臣さん」






ニヤニヤと怪しい笑みのがんさんに続き、

臣さんもクスッと微笑んでから そうだな と言った。

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