keep hope alive ４ - 3JSB -

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、



健「そういやさ、さっきA、イケメン外国人になんか言い寄られてたやん。ナンパ？」


人「なぁにぃ？！ナンパ？！」


A「何言ってるか全くわからなかったです」






肉を取る箸を止める事なく言う私と、

ギョッとした顔でこちらを見る直人さん。






人「ダメだよぉ！！こんなところで何かあったら……、ああ、HIROさんに会わせる顔がない…」






そう。



この旅行の責任者は直人さんと言う事になっている。



もちろん自己責任な部分も大いにあるが、

大概のことは直人さんのせい ということになるのだ。






A「最年長ですもんね、」


人「ねー、ほんと」






顔を見合わせて ねー なんて首を傾げてみる。






隆「まぁ臣が助けたし、これからも臣が助けるだろうから絶対大丈夫っすよ」






もきゅもきゅ、という表現が一番しっくりきますね。



隆二さんは グッ！ と

箸を掴んだままの手で親指を立てた。






臣「ん、」






そんな彼に続いて、

口いっぱいに頬張る臣さんも親指を立てる。






健「そういえばそのイケメン外国人追っ払った時、臣 英語しゃべってたやろ」


臣「うん」


健「英語、しゃべれたん？」


人「え、そこ？ そこはなんて言ったかを聞くところじゃない？ まぁ臣のことだから 『俺の女に何か用？』 とか言っちゃったりぃ！」


臣「や、普通に 何か用ですか？ って言いましたよ」


人「なーんだ」


臣「じゃあ次はそれでいきます」






なんて、淡々と会話なさってますけど、

誰一人として箸を止めないなんて、

どんだけ肉に飢えてんの？

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