keep hope alive ４ - 3JSB -

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、



A「初めてです」


臣「ん？」


A「メンバーの家に上がったの」


臣「ああ…、」






そっちの 初めて ね。



脳内真っピンクな俺には

変態発言にしか聞こえねぇや。



食事を摂ったおかげでエネルギーがついたのか、

熱も微熱程度に下がったAは風呂に入った。



濡れたままだった髪の毛を、

大丈夫というAを

無理矢理ソファに座る俺の膝の間に座らせて、

それに手を通した。






臣「福士くんには、こんなことされたことあんの？」






ちょっといじわるな質問をしてみると、

Aは迷うこともなく答える。






A「ないですよ。確かにお互いの家を行き来はしてましたけど、私が基本自分で髪を乾かしちゃいますから」


臣「…、どれぐらい付き合ってたっけ」


A「映画の撮影途中からだから…、一年くらいですかね」






そんなに付き合ってたっけ。



まぁ、俺らも報道出るまで知らなかったし、

そんなもんか。






A「HIROさんになら、してもらったことあります」


臣「え、髪乾かすの？笑」


A「はい。基本的に二人の時間をとても大切にする人だったし。最初の方は拙い手つきだったけど、後はヨイヨイでした」







そっか。こいつ人生の半分以上を

HIROさんと過ごしてきたんだ。






臣「Aって休日は何してんの？」


A「オフの日は基本的に寝てます。最近は誰かとご飯に行くことが多いですけど」


臣「あっちこっち引っ張りだこだもんな」


A「タダメシなんで、文句は言えません。笑」

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