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、
HR『そう、そう。上手い上手い』
大勢のスタッフが
所狭しと施設の中で機材を回している。
HIROさんは私につきっきりでダンスを教えた。
HR『A、お前才能あるよ、ダンスの』
彼とは一度も言葉を交わしていない。
なのに彼は、目の奥をキラキラと輝かせて、
嬉しそうに笑ってそう言った。
HR『置いて帰るにはもったいなすぎる』
意味深にそう言った彼を、遠目に眺めていた。
収録が終わった途端、
メンバー全員輪になってなにか話し出して。
主な話し手のHIROさんの言葉の合間に、
ちらりちらりと交代で私を見るメンバー。
A『トイレ』
『はーい。いってらっしゃい』
それがなんだか気持ち悪くて、
近くにいた施設の人にそれだけ告げて部屋を出た。
HR『あ、帰ってきた。どこ行ってたの。探しちゃったよ。笑』
A『…』
HR『……、A、もし君が、君が本当の自分の居場所が欲しいなら』
A『…、』
HR『俺とダンスをしないか？』
どうせやりたくないと、
本当の居場所なんていらないと言っていたとしても
HIROさんは確実に
私を自分の世界に巻き込んでいたと思う。
だって、そういう人だから。
HR『ってことで、今日から頼んだよ』
A『…、』
HR『あっ！おいA！』
頷いたその瞬間から、話はトントン拍子に進んでいって、
私はHIROさんの元で生活することになった。
改めて当時のEXILEメンバーに紹介された時には、
なんだかHIROさんにうまく丸めこまれた悔しさとか、
自分の周りの環境の変化に心がついていかなくて、
その場から逃げ出したこともあった。
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ぱーぷる(プロフ) - おかえりなさい！＆大学合格おめでとうございます！わたしも同じ受験生として、勉強頑張ろう…息抜きで読ませてもらってます！続き楽しみにしてまーす(^o^) (2016年11月30日 19時) (
レス) id: 67aa355946 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 大学合格おめでとうございます(o^∀^o)これからも頑張って下さいねp(^-^)q (2016年11月24日 0時) (レス) id: e2e538d83b (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - おかえりなさい！更新待ってましたー大学合格おめでとうございます！これからも更新がんばってください！楽しみにしてます！この作品大好きです！！！ (2016年11月21日 19時) (レス) id: 28c0d84d93 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん。(プロフ) - 待ってましたーーー！！おかえりなさい！合格おめでとうです ## 全然すっからかんじゃないですよ！これからもがんばって！！！ (2016年11月21日 17時) (レス) id: da317d6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいはん(プロフ) - おかえりなさい！更新楽しみにしてます〜☆ (2016年11月20日 21時) (レス) id: f0cff28e46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スフィンクス
| 作成日時：2016年7月25日 18時
