keep hope alive ３ - 3JSB -

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、



人「それでは、僕たちのツアー、支えてくださったみなさんに本当に感謝しています。これからも日々精進して参りますので、何卒よろしくお願いします！かんぱーいっっ！」


「「 かんぱーい！ 」」






掲げられたグラスの中身がゆらりと揺れて、

本日、ツアーに携わった全員での打ち上げが行われた。






A「お疲れ様でした。ありがとうございました」






呑むより先に各々挨拶に向かうメンバーに続いて

一通り挨拶を済ませて、やっと一息つく。






裕「お疲れ〜い」


A「お疲れ様」


裕「めっちゃええツアーやったな」






お店一軒を貸切にして行われた今日、

安定に隅っこでウーロン茶片手に

盛り上がるみんなの様子を眺めていると、

レモンサワーを片手に裕太くんが隣に並んだ。






裕「メンバーとは相変わらずってとこか」


A「変わりつつはある、かな」


裕「がんさんと隆二さんは手強そうやけど。笑」


A「そう…だね…」






向こうの方から彼を呼ぶ声が聞こえて、

裕太くんは笑顔でそちらに手を振る。






裕「まぁ、確実に三代目は変わってきてる。あとはAの努力次第ちゃいますか〜？笑」


A「私の…」


裕「じゃ、呼ばれたし行くわ」






いつもはフラフラ、

掴み所のないようなキャラなのに、

こういう時だけ真剣な声して言うもん。



裕太くん、結構ずるいよね。

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