keep hope alive ３ - 3JSB -

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、



剛「お、潤んだ瞳が色っぽいね」


A「うっさいです」


剛「ああ？俺褒めてんだけど？！一応」






結局あれから少しして、

Aは潤んだ瞳のまま顔を上げた。



泣き終わりのちょっとムスッとした顔が

一層色っぽさを引き立てる。






A「ありがとう、ございます」


人「ん。これで俺らは本当の仲間、三代目JSoulBrothers本当のスタートだな」


A「はい…！」


人「では、乾杯し直しますか！」






すっかり泡がなくなったビールのジョッキを

持ち上げた直人さんに続いて、

メンバーもジョッキを手に。



が、






健「Aお前また飲まへんのか？確かに明日も仕事やけどほんのちょっとくらいなら………、ん？」


E「どうしました？」


健「なぁ、もしかしてAお前…、酒飲まれへんのか？」


A「あ、はい。飲めないです」


「「 ………………………えええええ！ 」」


A「え？」






まじか！



確かに、これまでTRIBEでの酒の席にも

滅多に参加しなかったし、

たまに参加したと思えば未成年組と一緒に

チビチビお茶かなんか飲んでたけど。






A「お酒は飲めません。でもこうして呼んでいただけるのは嬉しいです」






本当に素直だよな。



満面の笑みでそんなことを言ってのけて、

メンバーも顔面崩壊だよこれ。






剛「本当に可愛いんだから、Aちゃん。直人さん、泣いちゃう！……って思いました？」


人「え、うん。思った。よくわかったな岩田ぁ！」


剛「直人さんもう酔ってんすか？笑」


人「酔ってねぇし！まだ一杯も飲んでないからね？半分しか飲んでないよ？」






直人さん、今日Aいるからって

頑張って盛り上げようとしてくれてんな。



最初だし、余計。






人「酒が飲めようが飲めまいが、これからは毎月八人でメンバー会、やるからな」


A「はい…！」

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