１１６. ページ22
、
オレンジ、ミドリ、ブルー、イエロー
数えきれない四色の旗が会場を埋め尽くす。
それは何度見ても、
見る度に初めて見るような感覚に陥る。
「「 Aちゃぁぁぁぁぁん！！！ 」」
悲鳴にも似たような歓声が私の名を呼んだ。
いつまで経っても
フリスビーを上手に投げられないから、
遠くのお客さんはあんまり期待してないかもしれない。
それでも両手を精一杯伸ばして
こちらにアピールしてくるのを見ていると、
少しでも遠くに飛ばそう、頑張ろうって思える。
A『じゃあよろしくね！』
メ『任せてください！』
それでも飛ばないものは飛ばないから、
今日はメンディーくんに
私のを二枚飛ばしてもらうことにした。
A『………、お父さん…、』
あー、思い出した。
そうだ、 ” 娘 ” その響きに慣れなくて。
それでも嬉しいものをくれた彼に
何かお返しをしなきゃ、って ” お父さん ” と
本当に本当に小さな声で、呟いたんだっけ。
その時HIROさんは……、
んー、どんな顔してたっけ。
敬「今日は本当にありがとうございました！！EXILE TRIBEでした！！」
そうそう、聞こえてないような顔してたけど、
嬉しそうにATSUSHIさんに話してたのを
後日たまたま盗み聞きしたんだった。
臣「今日なんかぼーっとし過ぎじゃね？フリスビーの時もぼーっとしてただろ」
A「なんか今日は昔のことを思い出しちゃって」
臣「……、そうか。まぁ、あんま無理すんな」
多分今、
元父親の方のことだと勘違いしたんだろうな。
気まずそうな顔して、彼は少し先を行く。
蒼『お疲れ様』
A「明日みにくるの？」
蒼『うん。裕貴くんとありさちゃんと行くよ』
A「メンバーに会う？」
蒼『会わないって言っても、会いに来られそうなんだけど。笑』
否めん。笑
蒼『何はともあれ、楽しみにしているよ』
A「うん。じゃあまた連絡するね」
何かの始まりを告げる予感の PERFECT YEAR が
ついにファイナルを迎える。
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ぱーぷる(プロフ) - おかえりなさい！＆大学合格おめでとうございます！わたしも同じ受験生として、勉強頑張ろう…息抜きで読ませてもらってます！続き楽しみにしてまーす(^o^) (2016年11月30日 19時) (
レス) id: 67aa355946 (このIDを非表示/違反報告)
亜紀(プロフ) - 大学合格おめでとうございます(o^∀^o)これからも頑張って下さいねp(^-^)q (2016年11月24日 0時) (レス) id: e2e538d83b (このIDを非表示/違反報告)
結衣(プロフ) - おかえりなさい！更新待ってましたー大学合格おめでとうございます！これからも更新がんばってください！楽しみにしてます！この作品大好きです！！！ (2016年11月21日 19時) (レス) id: 28c0d84d93 (このIDを非表示/違反報告)
まかろん。(プロフ) - 待ってましたーーー！！おかえりなさい！合格おめでとうです ## 全然すっからかんじゃないですよ！これからもがんばって！！！ (2016年11月21日 17時) (レス) id: da317d6ce2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいはん(プロフ) - おかえりなさい！更新楽しみにしてます〜☆ (2016年11月20日 21時) (レス) id: f0cff28e46 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スフィンクス
| 作成日時：2016年7月25日 18時
