keep hope alive ３ - 3JSB -

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、



A「いつまで拗ねてんの？」


裕「言ってくれへんからやん」


A「誰にも言ってなかったし、」


裕「俺が一方的に親友やと思い込んでたってことやろ！？」






ムッスゥゥと、音が付きそうなくらい

拗ねている裕太だが、会話の内容は実に彼らしい。






A「それは…！…………、ごめん」


人「 ( そこ謝るんだー… ) 」






そんな二人の前を、何やら楽しげに話しながら歩く

MATSUさんとネッさん、

そして二人を挟んで一番後ろに俺。



二人の会話盗み聞きなう〜。てーきーな？






A「親友、なの？」


人「 ( そこ聞いちゃうんだー… ) 」


裕「やっぱり俺の片思いやったんか…」






TRIBEの中でも高身長な彼が、

ものすごく小さく肩をすくめている。






A「ごめんってば！だって、今までそういう人、萩以外いなかったし。私たちこの間まで仲もそんなに良くなかったじゃん」


裕「そうやけど〜」


A「じゃあわかった。今から両思いね。親友。秘密ごと、お互いになしね？」


裕「んー……、うん。わかった。今からちゃんと両思いの親友な？」


A「はい、じゃあ親友の握手」


裕「ん、」






Aうまく丸め込んだなー。



てかなんだよ両思いの親友って。



可愛すぎかよ、おい。






裕「じゃあ早速秘密ごと言うな。俺昨日な、亜嵐くん家でGENEみんなでゲームしとってんけどさ、間違えてゲームのデータ消してもてんけど、知らんぷりして寝た」


A「それ、普通に酷くない？謝らないと」


裕「いや、バレるまでは謝らん。昨日みんな結構酔ってたから、亜嵐くん自分で消してもたと思ってるはずや」






なんだよその秘密！！



裕太らしいけど！けどね！！



だいたいさー！俺なんてAと和解したけど、

そんなに深いお話とかしないのよ？！



リーダーなのになんにも相談してくれないしー？



前よりは断然たくさん話すようにはなったけどさぁ、

直くんちょっと寂しい。






A「直人さーん。早くしないと、MATSUさん怒っちゃいますよ？」


人「ん、はいはーい！」






んまぁ、かわいいやりとり見れたし、

いいってことにしますか。

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