keep hope alive ３ - 3JSB -

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、



篤『また随分とご機嫌斜めだね、Aちゃん』


A『…、』


篤『おー怖い怖い。せっかくの可愛い顔が、そのものすっごく怖い目つきのせいで台無しだよ』






結局、私の了承は得ることなく

私を新グループに加入する意図で

話がどんどん進んでいく。



ボーカルオーディションを行うことも決定し、

そして三代目JSoulBrothersを誕生させることが

世間様に発表された。






篤『HIROさんに強引に丸めこまれたんだって？』


A『おまけにボイトレまで受けさせられてます』


篤『本気だな、HIROさん。笑』






見た目とは裏腹な心地いい声を隣に、

EXILEオリジナルメンバーが揃う会議室へ向かう。



正直、HIROさんと顔を合わせるのも嫌だ。



高校生を出るなり、

いつまでもHIROさんの世話になるのも嫌で家も出た。



私が少しでも彼を避けさえすれば、

三日以上会わないことなんてザラにある。






A『失礼します』


HR『ATSUSHIも一緒だったのか。A、久しぶりだね。さ、二人とも席について』






オリジナルメンバーが

私の顔を見て小さく笑いを零した。



よっぽど私が嫌な顔をしているんだろう。






敬『変な顔。笑』


A『 ( うっさいなぁ… ) 』






だいたい いつも隣になる敬浩さんが

悪戯に笑ったのさえ癪に触る。






HR『それじゃあ、全員揃ったことだし会議を始めよう』

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