第九十七話 どうしたら… ページ4
◆監督生side
「全て壊してって、学園長が言ってたけれど……どうすれば良いんだろう…」
「オレ様の天才的な魔法で全て燃やしてやるんだゾ！！」
「だ〜か〜ら〜！！！お前の魔法、全然効果なかったじゃん！！！」
「はぁ…1年生の魔法は殆どダメだったよな……僕らの出番は無さそうだ……」
3年や先生達の魔法は凄かったもの、あまり効いていなかった。2年や1年の魔法は殆どダメだった。
彼方は学園長は魔法を撃っていて、偽者はただ避けているだけ。まだ魔法は撃っていない。
どっちも苦戦している……私も魔法が使えたら…皆んなの役に立ててたのかな……あれ…そう言えば、化け文字で喋っていた大蛇は何処へ……？
彼処には、行方不明だった生徒達がいるのに…
まさか……ブロットの化身に………！？
化身の下半身、モゾモゾしているし……なら、生徒に攻撃してる事になるんじゃ……！！
「み、皆んな待って！！魔法を撃たないで！！化身の中に、行方不明だった生徒達が入ってるの！！」
「ユウ、それは本当か？」
「本当です！！私達は今、中にいる生徒達を攻撃きてる事になります！！早く弱点を見つけなきゃ……学園長も私達も危うくなる……
ルーク先輩、蛇の弱点ってありますか…？」
「ウィ！勿論、あるとも！！蛇は視力が良くないらしいね。その代わり、嗅覚に優れている。その為、キツイ匂いはあまり好みじゃないんだ。」
成る程……だから化身は、私達を見ていないのか…それに、Aさんも稀に眼鏡をかけていたし、ヴィル先輩から貰った香水を近付けないでって言ってたな。
ヴィル先輩の香水…此処では使えないか……怒られそうだし。何かキツイ匂い……魔法薬学に使う薬品…とか？クルーウェル先生が許可しなさそう……どうすれば…
「なら、アタシの香水が使えるわね。キツイ匂いならいいんでしょ？この香水をつけたら、レオナに匂いがキツイって言われたのよね。丁度、要らなかったし。別にアイツらにかけるのはいいわ。」
「こっちにも匂いがキツイ薬品は沢山ある。こんな事をした駄犬の為だ。仕方なく許可してやろう。」
「ヴィル先輩が許可してくれるなんて……明日は雪？」
「アタシが何ですって？アンタ、はっ倒すわよ。」
すんません。何でもありません。
では、準備にとりかかりましょうか！！
◆
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 422人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ツイステ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ユユユ - 初めてコメントします！先日から読み始めたのですが、夢中になって一気に読んでしまいました！世界観が作り込まれていて、すごく面白いです！これからも頑張って下さい！ (2021年10月14日 17時) (
レス) @page50 id: 38e3ee99a0 (このIDを非表示/違反報告)
あぶら菜 - 黒鬼さん» 黒鬼様コメント有り難う御座います。そう言って下さり嬉しいです。応援有り難う御座います。更新、頑張りたいと思います(*^^*) (2021年7月2日 18時) (レス) id: 8019e5d7e3 (このIDを非表示/違反報告)
黒鬼 - このお話大好きです！じゃけぇ更新頑張ってください！！ (2021年6月30日 20時) (レス) id: 02079f421c (このIDを非表示/違反報告)
あぶら菜 - サナさん» サナ様コメント有り難う御座います。そう言って下さり有り難う御座います。夢主が救われるまで更新、頑張りたいと思います(*^^*) (2021年6月5日 16時) (レス) id: 8019e5d7e3 (このIDを非表示/違反報告)
サナ(プロフ) - 面白いです！夢主が救われますように…！と思いながら更新楽しみに待っています！ (2021年6月5日 14時) (レス) id: 4fce5af3ab (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あぶら菜 | 作成日時：2021年5月18日 17時
