大蛇の血を持つNRCの生徒は、嫌われ者~2~【ツイステ】

第六十九話　怖がっていろ ページ23

□




「おいお前！！こっち来い！！」

『ん？私に何か用k…！？ちょ、引っ張るな！！』

「お前は大人しく引っ張られとけば、いいんだよ！！」

『痛ｯ！！………っ！…』




全く、最悪だね。次はトレイン先生の授業だってのに…教科書も探さないといけないのに、コイツらの相手をしなくちゃいけないのか……面倒臭いなぁ…しかも、5人居る…ったく、弱い者虐めは良くないと思うよ。

まあ、殴られても蹴られても何にも感じないから、別にイイんだけどね。不思議だなぁ〜感じる事がないと、こんなに楽なんて。




『わざわざ私を、空き教室に連れて来て、何が目的？何がしたい？願望を答えよ。』

「はっ、お前が原因なんだろう？アイツら2人が消えた事。正直に言えば、今なら許してやってもいいぜ？但し、お前が後悔するぐらいやってやるからな。」

『ふふふ……ふふ…面白いねぇ？私がやった証拠でもあるのかい？それに、後悔する事になるのはお前達だよ！！』

「それはどう言う意味だ………っ！？」




＿＿_＿_
＿＿




「全く…遅れてくるのは、2回目だぞ。気を付けろ。」

『すみません。教科書を探していまして………』

「席に戻れ。後、数名の生徒は知らんか？」

『すみません。私は知りませんね。』




たく、あの5人組のせいでまた遅れたじゃないか。
まあ、綺麗に返り討ちにしてやったけど。あの人間達も歯応えなかったなぁ〜サバナクロー寮生みたいな、あんな人間が欲しいよ。

本気でやり合える人間って、此処には居るのだろうか。一度だけでいいから、やってみたいねぇ……ふふ…楽しみが増えたよ。




「次は5人も居なくなってる……一体何があったんだ？」

「こっわ……アイツら、Aに何したんだ？」

「やべぇ………まさか、石にされてるとか？」

「やめろよ！！……それは、昔の噂だろ？有り得ないって。」




ふふ…怖がっている、怖がっている……ふふふ…
イイ調子じゃん♪このまま、その噂が広まる事を願うばかりだね！！ユウちゃん達は、批判しそうだけど。




それは切実にやめて欲しいね。"俺"が期待しちゃう。




■

第七十話　きっと上手くいく→←第六十八話　よく分からない子

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す