第六十四話 凄いネ。尊敬するヨ。 ページ18
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「また学校に来てるぞ…自分が目障りな事、分かってんのか？」
「うっわ…マジじゃん。分かってないんじゃね？」
「やめだやめ。アイツの事より、早く授業の準備しようぜ。」
慣れって怖いネ。もう、何も感じなくなったヤ。
また言ってるな〜、飽きないな〜って感ジ。
今日も机に落書き、中に入っている参考書はバラバラ、バリバリに破れてイル。実験服等は、棚にナイネ。
ある意味、皆さんに尊敬するヨ。こんな事して、何を得ているノカ、これに気付かない先生ニモ。面白いネ。楽しくなってきたネ。凄いネ。クスクス嗤い声にも、何も感じなくなったヨ。
『リーチ弟君は、他のクラスメイトと話しているネ…喋っている相手の事が羨ましいって思っちゃいけないヨ。話しかけてくれなくて、寂しいなんて思っちゃいけないヨ。
相手にとって、大迷惑ナンダカラ。そうでしょ？今日は、合同授業ばかりだから、あまり絡まれない事を祈っておく事ダネ。』
俺には感情は要らないんだヨ。使っちゃダメなんだヨ。持っちゃいけないんだヨ___________ダヨ？
あ、教科書がナイや……誰かが、どっかに連れて行ったノカナ？早く探さないと、授業に遅れちゃうヨ。ゴミ箱に入ってるカナ？トイレの便器の中にあるカナ？
取り敢えず、動かないと始まらないヨネ。
でも、そこにもなかったら、どうしよう……サボろうカナ？
『ゴミ箱にはナイ……なら、トイレにあるカナ。』
「おい、お前の教科書あったぞ。」
『エ？何処にアルノ？』
「クク……着いて来いよ。教えてやる。」
親切な人間が居るものダネ。
まあ、俺に水をかけたいダケだろうネ。愉快そうに嗤ってるシ。周りもクスクス嗤ってる。俺はもう、どうでもイイけど。
水をかけられようが、悪口陰口言われようが、冷たい視線を向けられようが、彼処よりはマシナンダ。有り難いと思わないト。ホラネ、かけてキタ。
「アッハッハ！！馬鹿だな、お前。普通に着いて来やがって。お前の教科書なんてあるワケないだろ？目障りなんだよ。消えろよ。」
『……馬鹿は君の方さ。』
「あ？どう言う意味だよ。はっ、やんのか？イイぜ、たっぷりと相手してやるよ。」
『ふふ…イイネ♪楽しくなって来たよ！！！』
"私"とやる気があるのだね？
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あぶら菜 - かーぱーんさん» かーぱーん様コメント有り難う御座います。一気読みなんて…有り難う御座います。応援、有り難う御座います。更新、頑張りたいと思います(*^^*) (2021年5月18日 15時) (
レス) id: 8019e5d7e3 (このIDを非表示/違反報告)
かーぱーん - 面白くて一気読みしてしまいました!これからも無理しない程度に更新頑張ってください! (2021年5月17日 17時) (レス) id: 3af77494df (このIDを非表示/違反報告)
あぶら菜 - お眠パンダさん» お眠パンダ様コメント有り難う御座います。面白く出来てて良かったです。更新、頑張りたいと思います(*^^*) (2021年5月16日 17時) (レス) id: 8019e5d7e3 (このIDを非表示/違反報告)
お眠パンダ(プロフ) - 面白いです続きがとても気になります! (2021年5月16日 17時) (レス) id: 50f17e187f (このIDを非表示/違反報告)
あぶら菜 - 蘭桜華孤さん» 蘭桜華孤様コメント有り難う御座います。応援、有り難う御座います。はい、夢主に本物のhappyENDを与えてあげますので！更新、頑張りたいと思います(*^^*) (2021年5月16日 15時) (レス) id: 8019e5d7e3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あぶら菜 | 作成日時：2021年5月2日 14時
