混ざり合う色彩〜月下ノ笹〜

#48 ページ3

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your side





『おー、即席連携もいいねぇ』



「たわけ、こっちが全部カバーしとるやんか」




『だってマルドゥク地味だもん、派手にやんなきゃ』




前の3人はポカンとしている



前まで仲が悪かったんだから、まぁそうなるか



『まだまだー、やっちゃうよんっ』



間合いを一足で詰め、狙いをジョーに定める



そのことを察したのかマルドゥクはエーノットに向かう



私はジョーの目を見ないように狐面を(久しぶりに)つけた



狐面には目の部分が黒くなっており目がどこを向いているのかわからないようになっている



私の目は独特な色してるからすぐバレてちゃうからね



対策してるってわけ



私はジョーに向け、正拳・横蹴り・貫手の三連撃をお見舞いした



「かはっ、！」




情報班でも鍛えてたんだろうけど、




私の連撃はダメージよりも衝撃が強い




『はぁっ！』



裏拳・鉄槌・肘打ち・飛び蹴りの高速連撃を叩き込む



これもある人の背中盗み見てできるようになったもの



ジョーは目から生気が抜け、光が灯っていなかった



やばい、やりすぎた



隣でやり合っていたマルドゥクとエーノット、




ちびキューブで電撃を送っていたキューブが




3人してこっちをガン見していた




「「「ジョー！！」」」




仕方ない、




『てへぺろ＾＾』




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