#62 ページ18
LUPUS side
「まじかよ、…」
目の前でSCREWことAが刺され
連れ去られた
「嘘じゃろ…」
マルドゥクも驚きと悔しさを抑え切れずに
拳を握りしめている
その手のひらには爪が食い込んでいた
「マルドゥク、まずは皆に報告だ、…」
「わかっとる、んなことわかっとるんよ…」
普段涙も見せないマルドゥクが
頬に涙を落とした
それほど、Aを大切に思っていたんだな…
「こちらルプス、聞こえてるか？」
「“あぁ、こちらハデスと情報班ともに聞いているぞ
後からメンバーに報告もできるようにしているが”」
「単刀直入に言う…SCREWがclockに連れ去られた。負傷あり、こちらは無傷なんだがな…」
「“っ！？”」
ハデスも酷く驚いていた
「ルプス、マルドゥクと共に戻ってこい____________A、連れ戻すぞ」
「応」
俺はマルドゥクに報告したことを言い
誘拐現場を後にした
「時政…絶対…絶対許さんからな…」
マルドゥクの顔は悲しみに暮れた顔から
鴨を狩るような鋭い眼光に
いつもより倍の殺意が溢れ出ていた
「(そうこなくてはな)」
俺だって、幼馴染兼仲間を放っておくような
安い男じゃない
「“絶対連れ戻すぞ”」
「「あぁ、」」
少し火が落ちた都心に
二人の統制された犬のように咆哮が轟いた
_____________________
サボっててすみませんっ！
時政さん悪役にするつもりはさらさらなくて…
時政さんなりにAさんを守ろうとしてたみたいです！てかバロールって誰…って思った人も多いのではないかと思いますがAさんの中に潜む別人格です！
最近寒いので体調気をつけてくださいね〜！
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にしまつや(プロフ) - サヤカさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません🙇更新楽しみにしてくださいってありがとうございます！アクション系多めになってますがこれから本線(？)戻っていきますので今後ともよろしくお願いします！ (11月8日 23時) (
レス) id: be421db103 (このIDを非表示/違反報告)
サヤカ(プロフ) - 私もやまかず好きです！更新楽しみにしてます (8月12日 22時) (レス) id: 68d64a4c88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にしまつや | 作成日時：2023年8月11日 19時
