#61 ページ17
時政side
いつしか俺はバロールを倒すために
Aを解放するために
必死にAを育てた
守り方は変かもしれないけど
自分なりにAを守ってきたつもりだ
「なぁA」
『んー？』
「もし、自分の中に別の奴がいたら、どうする？」
好奇心で聞いたことがあった
『んー、上手く使いこなせるようになる？』
「…」
Aは自分の中にどんな奴がいるか
わからないから言ってるんだ
両親を殺された後も
Aはなぜ自分がそこにいるのか
何をしていたのか
わからないようだったから
本当に別人格だと悟った
「A」
『今度は何ー？』
「お前がもし、別の人格になったら、俺は迷わずお前をやるからな」
『怖っ笑…でもありがたいかも。他の人に危害を加える前にお願いね、』
もしもの話でもAはちゃんと聞いてくれて
自分でもいい親友を持ったと思う
だから、他のやつに危害を与える前に
俺がAをバロールから救うんだ
だが神は不平等にも
IUSでAに破壊のスキルを与えてしまった
それはバロールにとって鬼に金棒
そう考えた俺はAに気づかれないように
秘密裏にブルーシールドとの関係を持ち始めた
“利害の一致”
そんな言葉でまとめているが
本当は
自分の地位を守りたいだけの治安維持組織と
偽善者ぶった極悪人なのである
だからもう真っ当な日の当たる道は
歩かないと決めた_____________________
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にしまつや(プロフ) - サヤカさん» コメントありがとうございます！返信が遅くなりすみません🙇更新楽しみにしてくださいってありがとうございます！アクション系多めになってますがこれから本線(？)戻っていきますので今後ともよろしくお願いします！ (11月8日 23時) (
レス) id: be421db103 (このIDを非表示/違反報告)
サヤカ(プロフ) - 私もやまかず好きです！更新楽しみにしてます (8月12日 22時) (レス) id: 68d64a4c88 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にしまつや | 作成日時：2023年8月11日 19時
