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壱馬 side
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病院につき、点滴を打たれながらベッドで眠るAの小さな手を強く握りしめた
" 極度のショック状態ではないか "
医師にそう告げられて、赤いヒヤシンスが俺の頭を埋め尽くした
「Aさん、落ちるところ見たんすかね」
「まあ、その可能性高いだろうな
ちょうどAさんの部屋の真下だったし」
「Aの知ってる奴やったんかな、赤いヒヤシンスは」
何気なくAの携帯を開いて着信履歴を見ると、
俺たちが別れてからすぐに " 長谷川慎 " という人から電話がかかってきていた
「誰やろ、この電話」
「ん？
えっ、長谷川慎…」
「あれ、慎…
陸って本名、慎っすよね」
樹と北人は顔を見合わせ、2人揃ってみるみる顔が青くなっていった
「お前ら知ってんのか」
「前、俺たちがいたクラブで俺と樹ともう1人でチーム組んでたんだけど
そいつの本名と一緒なんだよ」
「…こいつ、赤いヒヤシンスか」
「それは分からないけど、たぶんこの電話は慎だと思う」
北人はそう言って、グッと唇を噛んで俯いた
その瞬間、微かにAが俺の手を握り返した
「…っ！A…！！」
「Aさん…？」
「Aさん！！！」
ゆっくりと目を開いて、
Aが呼吸器越しに発したのは
『…ま、こと』
アイツの名前だった
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ニコ(プロフ) - は せ ま こさん» ありがとうございます！確認不足で申し訳ありません…。訂正させていただきました（ ; ; ）温かい言葉をいただけて嬉しいです♪このお話が少しでも癒しになれますように頑張りますので、どうかご自愛くださいませ。 (2020年4月30日 1時) (
レス) id: 4f2dd65541 (このIDを非表示/違反報告)
は せ ま こ(プロフ) - 楽しく拝読させて頂いております！！「花言葉」の途中の慎くんのお名前が「誠」になっています（汗）本当に好きなお話なのでこれからも無理のない程度で頑張ってください！もちろんコロナ等の体調にもお気をつけ下さい(^ ^) (2020年4月30日 1時) (レス) id: accb789cf9 (このIDを非表示/違反報告)
ちょりこ(プロフ) - ラブラブ感が溜まりませんね！続き気になるので楽しみに待ってます！ (2020年4月19日 9時) (レス) id: 5d7662bc4f (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 紫天さん» ありがとうございます(>_<) 是非これからも宜しくお願いします♪ (2020年4月18日 18時) (レス) id: 4f2dd65541 (このIDを非表示/違反報告)
紫天(プロフ) - ほんとにこの作品、大好きです。これからも、更新を楽しみに待っていますので、これからも頑張ってください。 (2020年4月18日 17時) (レス) id: 48900e4f02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニコ
| 作成日時：2020年1月12日 21時
