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自宅に戻ってきてすぐ上着すら脱ぐ前に電話が鳴った
慎からの着信だった
『もしもーし』
「もしもし、いま大丈夫ですか？」
『うん、大丈夫だよ』
「空さん、京極竜と付き合ってるって本当ですか？」
慎の冷静かつ不機嫌な声色と、発された言葉に私は思わず言葉を失ってしまった
「空さん？」
『な、んで…そう思う、の？』
「空さんのことならなんでもわかるよ」
慎から放たれた言葉に背筋が凍った
『ま、こと？
何言って…「だから、ずっと見てるよ」
その瞬間、インターホンが鳴った
エントランスからではなく、すぐそこの玄関から鳴らされてることに異常さを感じ
カメラを確認すると、そこには誰も立っていなかった
『慎！』
慌てて慎の名前を呼んだ時には、もうすでに電話は切れていた
今のは、慎の仕業なの？
恐る恐るインターホンの画面履歴を見てみれば
そこには、帽子を被って真顔で立ちすくむ慎の姿が残っていた
恐怖のあまり、私は竜に電話をかけようとしたが
一旦、その手を辞めた
何故なら、カーテンが開けられた大きな窓ガラスの向こう側から
逆さまになって落ちる人間が見えたからだった
そして、顔が見えて目があって確信した
慎がこのマンションから飛び降りたことを
慌てて、バルコニーに駆け出て下をのぞけば
明らかに人が血を流して倒れているのが目に入った
私の記憶は、そこで途切れている
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ニコ(プロフ) - は せ ま こさん» ありがとうございます！確認不足で申し訳ありません…。訂正させていただきました（ ; ; ）温かい言葉をいただけて嬉しいです♪このお話が少しでも癒しになれますように頑張りますので、どうかご自愛くださいませ。 (2020年4月30日 1時) (
レス) id: 4f2dd65541 (このIDを非表示/違反報告)
は せ ま こ(プロフ) - 楽しく拝読させて頂いております！！「花言葉」の途中の慎くんのお名前が「誠」になっています（汗）本当に好きなお話なのでこれからも無理のない程度で頑張ってください！もちろんコロナ等の体調にもお気をつけ下さい(^ ^) (2020年4月30日 1時) (レス) id: accb789cf9 (このIDを非表示/違反報告)
ちょりこ(プロフ) - ラブラブ感が溜まりませんね！続き気になるので楽しみに待ってます！ (2020年4月19日 9時) (レス) id: 5d7662bc4f (このIDを非表示/違反報告)
ニコ(プロフ) - 紫天さん» ありがとうございます(>_<) 是非これからも宜しくお願いします♪ (2020年4月18日 18時) (レス) id: 4f2dd65541 (このIDを非表示/違反報告)
紫天(プロフ) - ほんとにこの作品、大好きです。これからも、更新を楽しみに待っていますので、これからも頑張ってください。 (2020年4月18日 17時) (レス) id: 48900e4f02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ニコ
| 作成日時：2020年1月12日 21時
