心に閉まった想い ページ36
「ん、、、、」
朝、朦朧としながら目を開けるとベットサイドで樹が突っ伏して寝てる。
(？！)
そして、手が握られていた。
驚いた私は、慌ててその手を離した。
ドキドキ。。。
薬やクーリング用のシートやら散乱してて
(樹、仕事の後わざわざ来てくれたんだ…。)
夢だと思った。
樹の匂いに包まれて、心地いい夢を見たから。
まさか、本人が来てくれたなんて。
そっと、樹の髪に触れる。
「ん。。。」
(？！)
慌てて手を引っ込めた。
「お、、、起きたな。体調どう？」
「昨日なんかよりは全然、しんどくない、、。全部樹が？」
「ああ、昨夜お前んち寄ったらぶっ倒れてたから焦ったよ。あんま心配かけんなよ、隣なんだし気にせずいつでも頼れよ」
「あ、りがとう、、、。」
「俺、今から打ち合わせあるから行くわ。」
(樹、寝てないんじゃ…。)
「忙しいのに、ごめんね。ありがとう。」
「、、、。水樹はいんだよ」
そう言って優しく笑うと、ポンと頭を撫でて行ってしまった。
「・・・・・私、最悪だ…。」」
樹は昔から素っ気ないけど、やっぱり変わらずに優しくて、そんな樹の事をヤキモチから素直に応援できない自分が最悪だと思った。
「ふッ、、、うぅ、、、。」
両手で顔を覆うと、静かに泣いた。
溢れる涙を拭いながら、
私は、樹の事を応援する。
そう決めて、この気持ちに蓋をした。
EXILE ＴＲＩＢＥツアー→←高熱と看病 〜樹 ｓｉｄｅ〜
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wana - わかりました。更新まってまーす (2018年10月2日 19時) (
レス) id: e84d242c56 (このIDを非表示/違反報告)
＊抹茶＊(プロフ) - wanaさん» 目を通して頂いてありがとうございます(>_<)これから佳境に入ります。最後までお付き合い頂けたら嬉しいです、よろしくお願いします(^^) (2018年10月2日 19時) (レス) id: ad8dea8235 (このIDを非表示/違反報告)
wana - 最近読ませて頂いてます。読んでて切なくなりました。 (2018年10月2日 18時) (レス) id: e84d242c56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：抹茶 | 作成日時：2018年9月19日 20時
