寝不足の朝と現実 ページ25
pipipippi
「んー、、、。」
アラームの音で目を覚ますと樹と目が合った。
(？！)
「おはよ。」
「お、、、はよ」
(な、何この状況！！！！！)
「あー、よく寝たぁ」
そう言って、伸びをしながらベットを出て行く樹。
(よく寝た？コッチは寝不足もいいとこなんだけど！！)
目を覚ますために、とりあえずシャワーに向かった。
お風呂を出ると、樹がコーヒーを淹れてくれる。
「大丈夫か？何か顔、死んでるぞ？」
「ありがと。だいじょばないよ・・・。」
(逆に樹は何で平気なのよ…。)
「ククッ(笑)」
コーヒーをもらって寝室に向かうと、着替えを済ませ洗面台でメイクをする。
洗面台の棚をふと見ると、片方だけのピアスが目に入った。
ドキン。。。
(女性物…。か、彼女の忘れ物かな、、、。)
キュッと胸が痛んだ。
「そーだよね、、、。」
私、一人でドキドキして意識して、何考えてたんだろう…。
「はぁッ。。。」
溜め息をついて、鏡を覗き込むと気合を入れた。
(よし！！)
「樹、ごめん。ユキのトイレとご飯お願いしていい？」
「あー、やっとく。」
「行って来ます」
「おう、行ってらっしゃい」
玄関を出て扉の前で自然と顔がほころんだ
(フフッ(笑)
誰かにこんな風に挨拶するなんて久々で、心がほっこりした。
でも、その反面
見たくなかった現実を見せられた気がした。。。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 445人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
wana - わかりました。更新まってまーす (2018年10月2日 19時) (
レス) id: e84d242c56 (このIDを非表示/違反報告)
＊抹茶＊(プロフ) - wanaさん» 目を通して頂いてありがとうございます(>_<)これから佳境に入ります。最後までお付き合い頂けたら嬉しいです、よろしくお願いします(^^) (2018年10月2日 19時) (レス) id: ad8dea8235 (このIDを非表示/違反報告)
wana - 最近読ませて頂いてます。読んでて切なくなりました。 (2018年10月2日 18時) (レス) id: e84d242c56 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：抹茶 | 作成日時：2018年9月19日 20時
