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Your side
あれ、この人ってグルじゃなかったのか。ただ私を助けてくれたんだ。
そう気づいた時には、嬉しさと申し訳なさから涙がまた流れていた。
？「えっ ちょっとまって！泣かないでごめんねごめんね？？」
『あっ ごめんなさい 勝手にでてきちゃって、、』
そう言うと、彼は私の背中を優しくさすってくれた。
その優しさに頼りたくなった私は自然と今までの経緯を彼に話そうと思ってしまった。
『____っていうことなんです。助けて頂いたのに、本当にごめんなさい。』
あーあ、ドン引きされちゃったかな、いやするよね、というか別に彼とはもう会わないしいっか。
『お話聞いて頂いてありがとうございました。それでは私はこれで、、 ？「ちょっとまって！！！！」
？「俺の家で働かん？」
、、え？ やっぱり誘拐犯だったの？
全く動かない頭をフル回転させて考えるけど、相変わらず答えはでない。
？「あーごめん、なんも言っとらんかったね。俺てつやって言って、東海オンエアってグループでYouTuberやってるの。知らん？」
YouTuber？最近よく聞くやつだよね。
テレビに出てくるのをみたことはあったけれど、ちゃんとみたことはなかったので当然彼らのことも知らない。
て「あー、その反応は知らんね。とりあえずこれみて。」
そう言われて見せられた動画は、彼を含む６人の男の人が、わいわい楽しくやってる動画。
それを見ていくうちに、私も自然と笑顔になっていた。
て「ほらね？おもしろいでしょ？」
『はい。でも、、』
て「俺らの撮影とか、生活のお手伝いしてほしいの。ちゃんとそれなりにお金は払うし、スタジオに住み込みおっけー！光熱費も水道代も全部タダです！」
え、、住み込みOK？
毎月家賃の支払いに追われていた私には、都合がよすぎる話だった。
『いいんですか？そんなの。私皆さんのサポートできるか分からないし、、』
て「だいじょーぶ！他にも俺の後輩がお手伝いしてくれてるから、詳しいことはそいつに聞けばいいし。」
不安だったけど、自分のこと以上に、人を笑顔にする彼らを応援したいと思った。
て「ほら、やる気になった？？」
『は、はい、、ちゃんとできるか分かりませんが、やらせてください！』
私の返事を聞いた途端、満面の笑みで喜ぶ彼。
て「そうと決まったら今から行くしかないやん！ほら、着いてきりん！！」
私はさっきみたいに彼に手を引かれ、また走り出した。
今度は不安ではなく、希望を背負って。
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なっとう(プロフ) - Mrs.ぱんぷきんさん» コメントありがとうございます！！わかりました◎がんばります！ (2020年8月23日 9時) (
レス) id: 225cbf2659 (このIDを非表示/違反報告)
Mrs.ぱんぷきん(プロフ) - 更新お疲れ様です！ここからの展開が楽しみです！！！橙さん推しなので、ぜひ絡んでほしいなぁって思ってます！これからも応援してます！！！！！ (2020年8月23日 5時) (レス) id: 534e341e06 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なっとう | 作成日時：2020年8月23日 3時
