第５０話【不機嫌÷上機嫌】 ページ1
*
「いやぁ、Aやるじゃねえか！！」
夜、ノブナガはAに肩を回しながら言った。
「ガチのノブナガ相手に引き分け手前でしょ？Aやるじゃん」
そう言いながらシャルナークはAにりんごジュースを渡す。その話は旅団内ではもう広まり、次々Aに賞賛の声がかけられていた。
『身体は覚えてるみたいね！とーっても楽しかったわ！』
「俺も久々楽しい勝負ができたぜ！もっと力と体力つけりゃフェイタンより強いんじゃねえか？」
「それは聞き捨てならないね」
本を読んでいた彼はノブナガを睨む。ノブナガは悪い悪いと言いながら酒を飲んだ。
「でもよぉ、Aにはそこに魔法がついてくんだろ？それにまだガキだ。数年後には旅団トップの強さになるぜ」
「は。笑わせるね」
「フェイタンも戦えば分かるぜ、そいつの強さ」
フェイタンは機嫌を悪そうにして部屋へ戻っていく。それを不思議そうに見つめるAに興味なさげな皆。
『なんであんなに不機嫌なの？あたしに負けるのが怖いのかしらね！』
「フェイタン元々あんな感じだったし特に何も思わないなぁ」
『いいや、あれはあたしに負けるのが怖いのよ！見てなさい！』
不機嫌な彼とは別に、彼女はたいへんご機嫌であった。
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ﾄﾞﾛｰﾝｺﾏﾐﾚ(プロフ) - めちゃ面白いです。 (2019年7月18日 6時) (
レス) id: 2653006338 (このIDを非表示/違反報告)
マナ - 初めまして。みやちゃんさん、マナと言います。わがまま×お嬢様すごく面白いです！次の更新楽しみにしています！無理しない程度に頑張ってください。 (2019年7月15日 0時) (レス) id: 5e4d5a9486 (このIDを非表示/違反報告)
桜綴(プロフ) - 更新頑張って下さい！応援してます！ (2019年6月2日 15時) (レス) id: eaaab171d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永遠の18@みやちゃん | 作成日時：2019年4月30日 19時
