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sm side
屋上で、シャベルに付着した
血を洗い流したり、
拭いたりして取っていく。

kt「またやったの?」

不意に横からきんときの声がして、
声の方を見るときんときとシャークんがいた。

kt「見回りだけでいいって言ったのに。」

sm「あぁ…丁度良い位置に居たからさ。」

取り終えた為流していた水を止める。

kt「一人じゃ危ないよ…」

その言葉には振り返らず、柵の方にシャベルを
立てかけて、自分も柵に寄りかかって外を見る。

sm「心配しすぎだって。」

kt「部長ですから!」

えっへん、なんてドヤ顔するきんときを
はいはい、と軽くあしらう。
またグラウンドの方を見ると、砂埃でよく見えないが、
“かれら”はどこからか来たサッカーボールを
追いかけていた。

sm「今日もサッカーしてるや。」

shk「音に反応してるだけじゃ」

kt「生前の記憶が、どこかに残ってるのかもね。」

俺は柵に体重を先程よりかけた。
グラウンドをもっと鮮明に見るために。

kt「どうしたの?」

sm「…トラックも、誰か走ってねぇかなって。」

kt「………そうだね…」

しんみりした空気になった頃、突然扉が開いた。
来たのはNakamuだった。
そりゃここにいないのはアイツだけだったから
なんとなくわかってはいたが。
彼の腕の中の太郎丸には何故か
幽霊が着けているイメージの
三角のアレ、天冠が着いている。

nk「学園生活部、ちゅうもーく!
肝試し!やるよー!!」

sm/kt/shk「「「肝……試し?」」」

太「ワン!」



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愛宮リリー(プロフ) - 奏<そう>さん» まぁ、「断片的に」知ってるってだけですもんね…結構来ますよね…色々話したいので今度ボードに突撃します((( (2023年1月28日 19時) (レス) id: 35cd5650de (このIDを非表示/違反報告)
奏<そう>(プロフ) - 愛宮リリーさん» ですねぇ…断片的に情報知ってたとしても結構来ますし… (2023年1月28日 19時) (レス) id: 4d184c9d16 (このIDを非表示/違反報告)
愛宮リリー(プロフ) - 奏<そう>さん» そーなんだよなぁ、がっくらは「わぁ、このアニメのキャラ可愛い!OPも可愛いし本編もふわふわした感じだから平和なアニメなのかな〜?」って思ってる人や小さいお子様を真逆の思考にさせる初見殺しのホラーアニメやから(( (2023年1月28日 19時) (レス) id: 35cd5650de (このIDを非表示/違反報告)
奏<そう>(プロフ) - 愛宮リリーさん» 初見のときはまさかあんなにどんどんと心にダメージを負うなんて、我々は知るよしもなかったのだ…(便乗) (2023年1月28日 18時) (レス) id: 4d184c9d16 (このIDを非表示/違反報告)
愛宮リリー(プロフ) - そう、「今は」ね… (2023年1月28日 18時) (レス) id: 234445217d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:奏(腐っているヲタク) | 作者ホームページ:http  
作成日時:2022年12月13日 18時

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