[4] ページ21
nk side
きりやんが黒板に文字を書いて、
俺は現代文の教科書を見ている。
kr「それじゃあなかっ…水川さん?」
nk「ん?」
kr「これ、解けるかな?」
黒板に書いてあったのは、
・時雨
(＿＿＿＿＿＿＿)
・五月雨
(＿＿＿＿＿＿＿)
・梅雨
(＿＿＿＿＿＿＿)
・村雨
(＿＿＿＿＿＿＿)
という問題だった。
nk「はーい!」
kr「じゃあこっちに来て書いてくれる?」
nk「え〜…」
kr「露骨に嫌がるな…?」
nk「えへへ、嘘ウソ!こんな問題簡単だよきりやん!」
kr「全く…“きりやん”じゃなくて黄柏先生だろ?」
白いチョークを取って書き始める俺を、
きりやんは困りつつも優しい笑顔で見てた。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
kt side
Nakamuとスマイルがいない今、
俺とシャークんは残りの貯蔵品をチェックしていた。
shk「乾パン、残り10缶だ。」
kt「ありがとう。」
言われて俺は家計簿にそれを記入する。
カンパンは10缶だから「正 正」みたいな感じで。
kt「うーん…物資の残り、少なくなってきたな。
電気の充電残量も心もとないし…節制しないと…」
shk「ここのところ、曇り続いてたもんな。」
困ったなぁ…と思っていると、シャークんが
乾パンの入った段ボールを持ち上げて話しかけてくる。
shk「っしょ…それにしても、屋上に菜園だけじゃなくて
太陽電池まであるなんて。凄ぇよな…この学校。」
kt「そうだねぇ、でも、凄いと言えば
シャークんだって、充分凄くないかな?」
shk「っ、え?」
段ボールを丁度置いたところだった彼が振りかえる。
kt「だって、あのモールで一人で頑張ってたんでしょ?」
shk「そんな、俺一人じゃ、………。」
突然言葉に詰まったシャークんを、
俺はただ驚いて見ただけだった。
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愛宮リリー(プロフ) - 奏<そう>さん» まぁ、「断片的に」知ってるってだけですもんね…結構来ますよね…色々話したいので今度ボードに突撃します((( (2023年1月28日 19時) (
レス) id: 35cd5650de (このIDを非表示/違反報告)
奏<そう>(プロフ) - 愛宮リリーさん» ですねぇ…断片的に情報知ってたとしても結構来ますし… (2023年1月28日 19時) (レス) id: 4d184c9d16 (このIDを非表示/違反報告)
愛宮リリー(プロフ) - 奏<そう>さん» そーなんだよなぁ、がっくらは「わぁ、このアニメのキャラ可愛い！OPも可愛いし本編もふわふわした感じだから平和なアニメなのかな〜？」って思ってる人や小さいお子様を真逆の思考にさせる初見殺しのホラーアニメやから(( (2023年1月28日 19時) (レス) id: 35cd5650de (このIDを非表示/違反報告)
奏<そう>(プロフ) - 愛宮リリーさん» 初見のときはまさかあんなにどんどんと心にダメージを負うなんて、我々は知るよしもなかったのだ…(便乗) (2023年1月28日 18時) (レス) id: 4d184c9d16 (このIDを非表示/違反報告)
愛宮リリー(プロフ) - そう、「今は」ね… (2023年1月28日 18時) (レス) id: 234445217d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：奏（腐っているヲタク） | 作者ホームページ：http
作成日時：2022年12月13日 18時
