ツンデレラボーイ。

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練習が終わり、バスに向かおうとすると


顔は不機嫌のくせに、ずっと隣を歩いて離れない祐希。



「…怒ってる？」



祐「…別に」



「…」




怒ってる…。



でも、しっかりバスに乗る時は隣に座ってる。



「俺、なんかした？」



祐「…。なんか、俺女々しすぎるのかな」



「？？？」



祐「なんでもない」




フッと笑った祐希。


これは機嫌治ったのだろうか。



部屋につくと、すぐに俺の部屋へやってきた祐希。




祐「もう俺この部屋で寝ようかな」



将「寝てもいいけどお前床で寝ろよ笑」



祐「ひどい！いいし！Aさんと一緒にねるしー」



「え、無理」




シングルベッドに二人なんてせますぎる。



将「諦めて自分の部屋で寝なさい」



祐「やだ」




「その前にお風呂いこうよ」




汗びっしょりで気持ち悪い。



将「そうだな」



祐「いこー」




ということで、


大浴場なう。





「ふー…」



湯船に浸かると、一日の疲れが吹き飛んでいく。




将「A、案外筋肉あるんだ」



「まぁ、一応…」




全日本の先輩たちや祐希はみんな、筋肉がすごいから


俺も一応筋トレをしている。



まぁ、しなくてもそれなりにつくけど。




祐「俺もあるー」



「おぉ…」




その肉体美にはかないませんよ。


将さんにも。




俺、一番筋肉ないじゃん。




「…恥ずかし…」

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