怪盗レッド〜天才少女とヒーロー〜

対面！ ページ4

貴方side

A「盗ったわよ。『満月の輝き』」

順調だわ。

この調子で逃げる！

ヒロト「アドバルーンがやしきの屋上においてあります。
　 後で合流するのでいつものところで待っててください。」

A「分かった。気をつけるんだぞ。」

ヒロト「大丈夫ですよ。」

でもちょっと心配だから見に行くか。

アスカside

アスカ「そこ、どいて。・・・怪盗ナイト。」

くっ…予定通り計画が進まない。

ヒロト「まぁそんな怖い顔しないで…『紅月アスカ』さん。」

アスカ「なんで知って…。」

ヒロト「私のパートナーは優秀ですから。」ニヤァッ

その笑みが、とても恐ろしかった。

アスカ「…とにかくどいて。
　 『満月の輝き』は私たちがもらう!」

ヒロト「それは無駄です。私のパートナーがもう盗っちゃいましたから♪」

なッ…。

ケイのナビがかなわないの!!??

ヒロト「…さようなら『紅月アスカ』『紅月ケイ』♪」

アスカ「何でケイまで知ってるの!?」

ヒロト「…言ったでしょう。私のパートナーは優秀と。」

A「おい、遅いものだから来てしまったではないか。
　 …貴様が怪盗レッドか。

　 もっと楽しませてくれると思ったのに…。
　 こんなもんだったとは残念だ…。」

アスカ「なにをッ。」

A「ほら、行くぞ。」

ヒロト「了解です。」

A「先に言っておくが私はパートナーの名も自分の名もばらさない自信が ある。

　 諦めるんだな。」

悔しい…。


怪盗ナイトなんかに絶対負けない!!

〜続く〜

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