じゅうろく ページ19
『よ、よろしくお願いします。』
フーゴ｢えぇ、こちらこそ。｣
今日はフーゴさんと仕事をする。
内容は組織の麻薬を放流させている奴の排除と、麻薬の確保だそうだ。
排除はフーゴさんが担当して、俺は麻薬の確保を担当すればいいらしい
忘れないようにしっかりと頭に焼き付けて、俺たちは建物の中に入った
『あっ…あった…！』
フーゴさんが行った逆の方向に向かうと、そこには箱の中にぎっしりと詰まった麻薬があった
おびただしい程の量だ。吐き気がしてくる。
うーん…排除対象に持っていかれちゃあ困るしな、隠しとくか。
『G･T、ねじ曲げろ。』
俺は腕を前にバッと伸ばし、手を回して壁や床をねじ曲げた。
…か、隠したとは言えないような出来だが、まぁいいだろう。確実に動かせなくなってるし。
『っし…フーゴさんの所いくかァ…！』
フーゴ｢パープル･ヘイズ。｣
『！フーゴさ…』
フーゴさんを見つけて、声をかけようとした
フーゴ｢！！Aッ…!?とにかくこっちへ！｣
一瞬にしてフーゴさんは焦った様な表情を浮かべて、俺の手を引いて建物内のどこかへ走り出した
さっきフーゴさんがいた場所をチラリと見ると、口を縫い合わせた何かが苦しむ排除対象達の中心に立っていた。
フーゴ｢はぁ…聞いてなかったんですか!?危ないからこっちに来るなと言っただろう！！｣
『え？…っあ！！』
そういえば言われたなそんなこと！！
『ご、ごめんなさい…覚えてなくて…』
フーゴ｢…別に、怒っている訳じゃあないんですよ。ただ…貴方に傷ついて欲しくないだけです。これからは気を付けてくださいよ。｣
『はい…』
…そうだ、あのことも聞かなきゃあいけない。
『…あの。さっきの口を縫ってた奴って、フーゴさんのスタンドですか？』
俺がそう言うと、フーゴさんはビクッと肩を揺らした
フーゴ｢…えぇ、そうですよ。殺人ウイルスをばら撒くんです。はは、幻滅しましたか？｣
そう言うフーゴさんは、笑っているのに、どこか怯えているように見えた
だから俺は…
『そんなことない。』
フーゴをギュッと抱きしめた
フーゴ｢！｣
『スタンドの能力がなんだろうが、フーゴはフーゴだから。…幻滅なんて、する訳ない。』
フーゴの体が震えて、肩にじんわりと熱い何かが落ちていく。
…泣いてるのか。
俺は無言でフーゴの背中を撫でた
フーゴが泣き止むまでの数分間、ずっとそうしていた
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もなかこし餡派(プロフ) - ねこなべやみなべさん» 知ってもらえてたとは…！めっちゃ嬉しいです！私も更新頑張ります笑 (2021年3月22日 17時) (
レス) id: bc9046e05a (このIDを非表示/違反報告)
ねこなべやみなべ - もなかこし餡派さん» え!?もなかこし餡派さん!?!?ありがとうございます！！頑張ります！！あといつも応援してます！！！ (2021年3月22日 12時) (レス) id: 0b1665532f (このIDを非表示/違反報告)
もなかこし餡派(プロフ) - え、、、めっちゃ好きですッ…！更新頑張って下さい！ (2021年3月22日 1時) (レス) id: bc9046e05a (このIDを非表示/違反報告)
ねこなべやみなべ - 夢御神槌さん» ありがとうございます！夢御神槌さんの萌えの糧になれますように…☆更新頑張ります！ (2021年3月18日 17時) (レス) id: 0b1665532f (このIDを非表示/違反報告)
夢御神槌(プロフ) - えっ、、、こんな好みの小説見たことないっ、！！！好き、、控えめに言って大好き、､､、ジョジョのこうゆう小説少ないので嬉しすぎる､､､､萌えだわ(真顔) 主さんのペースで更新してくださいね！それでは騒がしいやつでした！！！ (2021年3月18日 1時) (レス) id: f59e7bfd64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこにこみ x他1人 | 作者ホームページ：http teno1
作成日時：2020年12月24日 13時
