天然たらし、入部します。【ハイキュー】

ロクジュウヨン話 ページ21

〜慧悟side〜

あいつらの試合、面白かったな。
あいつらなr

及川｢良かったじゃん、本気が見れて。｣

さっきの!!絶対に許さねえ。まあでも、俺も大人だから怒ったりしないけどな。

花巻｢向こうのコートも終わった。伊達工の圧勝だ｣

やっぱりか。さっきから少し見てたけど、あの、ブロックは凄いな。
そろそろ行こうかな。



及川｢あの、Aちゃんのお兄さん。少しいいですか?｣

兄｢ああ、別にいいよ。｣

及川｢ありがとうございます。岩ちゃん、俺後で行くから。｣

岩泉｢遅れるんじゃねえぞ。｣




兄｢で、どうしたの?及川くん。｣

及川｢あの、なんでAちゃんのお兄さん、いや、、花石博(ひろ)さんがここにいるんですか?｣

こいつ、やっぱり俺の事気づいてたんだ。
あの伊達工のチャラい奴もだよな。

兄｢可愛い妹が試合見に来て?って言われたから来た｣

及川｢わざわざ休みの日を使って、ですか?｣

兄｢ああ。俺は妹に甘くてな。｣

及川｢練習したいとか思わないんですか?｣

兄｢ああ、思うよ。まだ俺は足りないからな。でも、俺は才能がある。｣

及川｢っ！(俺に無いものを!!)｣

兄｢ただ、天賦の才能とか言われてるけど、俺がたくさん努力して、練習して得たものだ。もともとあったのはバネくらい。力も強くない。でも、俺は努力したんだ。俺はバレーを愛していて、一生懸命やった。｣

及川｢そうだったんですね。俺、昔から、博選手が大ファンで｣

兄｢そうだったんだな、ありがとな。あと、慧悟でいいから。
及川くんはさ、たくさん練習してるよね?負けたくない人がいるんでしょ?多分、同い年と後輩?及川くん、さらに上手くなるよ。その練習量はみんな知ってる。だから、君についていくんだろうね。｣

及川｢あ、ありがとうございます!!｣

兄｢及川くん。早く世界においで。
俺と一緒にプレーしようよ、そしたらAとも会えるしね｣

及川｢えっ、それって、、｣

兄｢ん?なーいしょ。また今度ね。まあ、Aをよく見てて。｣

及川｢は、はい。そろそろ、行きます。本当にありがとうございました。｣

兄｢ああ、俺も途中まで行く。


及川くん次、勝ってね。そして、彼を倒しな?｣

及川｢慧悟さん、最初から分かってて、、
いいんですか?烏野負けますよ?｣

兄｢どうだろうな。じゃあな。また明日な。｣

及川｢はい、ありがとうございました。｣


はあ、高校生は分かりやすくて可愛いね。


あと一人はあれだろ。

全国三本指。


牛島若利。

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