今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:8,172 hit
小|中|大
あの日の話 ページ1
「私ね、東京に行くの。」
何の変哲も無いいつもみたいな帰り道に。
たまたま聞いた私に切ない笑顔で言った。
理佐は東京へ行く。モデルになりたくて。
私は…?
進路を聞いてからの毎日は短くて。
いつの間にか合格発表の日が来て。
頭のいい理佐が受からないはずもなく。
いつもの笑顔で「受かった」って。
そんな顔して言われたら、行かないで、なんて言えない。
3月が来て。
見送る日が来た。
『さよなら』なんて言えないから、これからもメールしようね、って約束して。
いつもみたいに別れた。
次の日、理佐は東京に行った。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーアルファベット
X
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
5人がお気に入り
5人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:まなか | 作成日時:2017年1月8日 12時