佰弐拾肆ノ舞 轟 焦凍：オリジン ページ6
♪
『でも、ヒーローにはなりたいんでしょう？
いいのよおまえは。血に囚われることなんかない。
なりたい自分に、なっていいんだよ』
これは、いつの間にか忘れてしまった轟の記憶。
母に勇気づけられた大切な記憶。
緑谷の言葉がトリガーとなり、轟の奥深くに眠っていた母親との記憶を呼び起こしたのだ。
激しく燃え上がる炎にプレゼントマイクが叫び声を上げ、観客席も騒がしくなる。
『これはーーー！？』
その熱気は想像を遥かに越え、観客席にいる麗日達も熱いと感じる程だ。
「勝ちてぇくせに……ちくしょう…
敵に塩送るなんて…どっちがフザけてるって話だ…
俺だって…！ヒーローに…！！」
左の炎が右の霜を溶かし、右の氷が左の熱を鎮める。
自分を縛り付けていた呪縛を打ち破った轟は、復讐のためではなく、夢を叶えるためにこの力を使うことを決意する。
「焦凍ォォォォ！！！
やっと己を受け入れたか！！
そうだ！！良いぞ！！
ここからがお前の始まり！！
俺の血をもって俺を超えて行き…俺の野望をお前が果たせ！！」
轟がこれまで拒絶していた炎を使った。
その事実に興奮したエンデヴァーがスタジアム中に響くほど大きな声で轟に語り掛けるが、当の本人には聞こえてないのか、轟がその声に反応することはなかった。
『エンデヴァーさん急に激励…か？
親バカなのね』
目の前で轟々と燃え上げる炎に、緑谷の表情が自然と笑顔になる。
「何笑ってんだよ。
その怪我で…この状況でお前…イカレてるよ…
どうなっても知らねぇぞ」
その次の瞬間、両者は全く同じタイミングで攻撃態勢に移った。
「ミッドナイト！」
せメントスがミッドナイトを呼んだ瞬間、２人は個性を発動させ緑谷と轟を止めようと動き出す。
(なるべく近くで…ありったけを！)
緑谷は両足を犠牲にすることで轟の特大氷結を回避。そのまま轟に向かって拳を振りかぶった。
お久しぶりです…
日商１級落ちたユウです…
悲しいです…２ヶ月あればいける！って言ってた私を殴りたい…２級とレベルが違った…
６２点だよ〜惜しくない！？( ；∀；)
現実逃避で引きこもってましたが、今日からまた頑張ります…
誰か…１級取得者の方…へるぷみー…
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月坂柚花(プロフ) - すごいです！ すごい面白いです！ これからも頑張ってください！ 更新、楽しみにしています！ (8月27日 10時) (
レス) @page20 id: d344506545 (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - まる麺さん» Σｂ( ｀・ω・´)ｸﾞｯ (8月26日 16時) (レス) id: b1925d3e39 (このIDを非表示/違反報告)
まる麺 - とても面白いです！負担にならないくらいに更新頑張って下さい！ (8月19日 23時) (レス) @page20 id: 81fa0833c9 (このIDを非表示/違反報告)
ナナ(プロフ) - ユウさん» わわ！！再開嬉しすぎます😭😭😭 (8月19日 2時) (レス) id: d611f4909c (このIDを非表示/違反報告)
ユウ(プロフ) - 桜さん» あれ…一年…？私そんな放置してたの…？大変申し訳ございませんでした (8月12日 0時) (レス) id: 231834a7b1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ユウ | 作成日時：2020年12月9日 20時
