日常７ーー短所 ページ42
夕方,黒の暴牛に報告書を届けに来た時のこと。
ﾌｨﾝﾗﾙ｢フィグナ団長ーー！ご飯食べに行きませんかっ？いい店、知ってるんっすよー！｣
ｱｽﾀ｢俺も行きたいです！どうしたら強くなれるのか聞きたいー！｣
ﾉｴﾙ｢わ、私もついて行っても、その、いいかしら？｣
いつの間にか行くことになってた。帰って晩飯の手伝いをするつもりだったのだが、たまには外で食べるのもありか。
『じゃあ行こうか。ノエル、君もおいで。フィンラル、期待してるよ？』
ﾌｨﾝﾗﾙ｢そういやフィグナ団長、王族だった…！普通に居酒屋とか連れてっていいのか…？｣
空間魔法から出て、着いたのは下町のお洒落な居酒屋。
『いいとこじゃないか、楽しみだよ。』
ｱｽﾀ｢おぉーなんかかっこいいーー！｣
それぞれ料理を頼み、色々と喋る。
ﾌｨﾝﾗﾙ｢こんな美人さんと食事出来るなんて///
ヘタレだけど、アタックしてみたくなりますねー。｣
ｱｽﾀ｢フィグナ団長きれーだなー。…いや、俺にはシスターが、！｣
たわいもない話をしていたが、料理を食べ、解散に近づいた時だった。
男｢こりゃ別嬪な女だなー///俺ん所で酌でもしろよー。｣
酔っ払ったガラの悪い男が肩を抱いて絡んできた。酒臭く、不愉快極まりない。
ﾉｴﾙ｢ちょっと、その人は魔法騎士団団長よ！気安く触っていい相手じゃないわ！｣
男｢魔法騎士団？はっ、金貰ってぐだぐだ怠けてるんだろ。どーせあんたも名前だけで弱いんだろーな、他の団の奴らもよ。｣
ｱｽﾀ｢てめー！フィグナ団長は弱くねぇ！｣
『アスタ、いい。…私の事を弱いとか言うのは構わない。』
ｱｽﾀ｢何言ってんすか！そんな弱気じゃ…｣
事実だ。他の団長達よりも私は弱いと思う。精神的にも。
『だが、残りの団長を侮辱するとこは許さない。
後、私が守ってるのは国だ。国民では無い。それは覚えといてくれ。』
そう言い男を剣で気絶させた。肩に担ぎ店に代金を渡し外に出る。
ﾌｨﾝﾗﾙ｢フィグナ団長?!そいつ、どうするんですか？｣
『少し遊ぶだけだ。すまないが帰らせてもらう。用事が出来た、また来よう。』
箒に乗りアジトへ向かう。
自分自身、国の民を守る意思はない、自分の守りたいと思う物や人を守れば良い。
その中にこいつは含まれていない。新しい拷問器具の試しでもしようか。
自業自得だ、闇にでも消してしまえばバレないだろう？
静かにキレるのが私の短所だと思う。
ｱｽﾀ｢…なんか怖い人だな。｣
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のんた - 設定から…haetになってるよ。hateだよ。 (2020年9月16日 3時) (
レス) id: 41c2d1953f (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - グリモワールは15歳になったら貰えるんですよ？ (2020年6月30日 22時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：the cbas | 作成日時：2020年4月30日 1時
