日常３ーー嗜好 ページ33
明日は私、フィグナの誕生日である。
魔法帝が気を使って仕事の無しにしてくれた。
団員達は任務があるから明日は一人。
自室で美味しいものでも食べようかと思いチョコレートを買うために行きつけのこの店に来たのだが…
上品な可愛さの店内によほど似つかわしく無いタンクトップ男が1人。
『貴方がこの店に居るなんて、明日は嵐ですかね？
ヤミさん？』
ﾔﾐ｢ん？…って、おわっ！な、何でお前が居るんだよ!?帰れ！今すぐ後ろを向いて帰れ！｣
いきなり意味が分からないことを叫ぶ怪しい男。
『何でヤミさんにそんな事を言われないといけないんですか。ヤミさんこそ帰ったらどうです？強盗でもしに来たんですか？』
チョコレートを買うという楽しみを邪魔された気がして少し煽る。
二人の間がなんとも言えない空気になった時
奥からこの店の店長が来た。
｢お待たせしましたー。ってフィグナ様!?
あわわ、どうしましょう。えっと、なんだっけ…
あ、そうだ！ただ今より臨時閉店です！帰って下さい！｣
『え？あ、ちょっと？何故、いきなり？』
他の店員達に背中を押され、店の外に出される。
入ろうとするも店員達に一斉に｢申し訳ございません！｣と言われたので入れなかった。
よく分からないがどこか行こう、と歩き始めた。
後ろ目にヤミさんが店長から怪しい大袋を受け取ったのを見ながら。
『どうするか…チョコレートが無いなら酒でも買うか。』
酒は前代の魔法帝に二十歳になったと同時に無理矢理飲まされて味を占めた。チョコレートと一緒に呑む事は無いが。
貴族王族御用達の酒店が近くにあったはずだ。
年代物のウィスキーでも買おうと足を向ける。
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のんた - 設定から…haetになってるよ。hateだよ。 (2020年9月16日 3時) (
レス) id: 41c2d1953f (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - グリモワールは15歳になったら貰えるんですよ？ (2020年6月30日 22時) (レス) id: e826140184 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：the cbas | 作成日時：2020年4月30日 1時
